シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1/専門演習B1 | 2024 | 春学期 | 火3 | 法学部 | 安井 哲章 | ヤスイ テッショウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
刑事訴訟法を学習する意欲のあふれる学生であること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
以下の内容を毎回行います。
1.判例の理論状況の説明(30 分程度)
2.参加者による質疑応答(20 分程度)
3.事例問題の検討(30 分程度)
4.参加者による質疑応答(20 分程度)
*提出されたレポートについては、添削のうえ、個別に指導します。
科目目的
この科目の目的は、刑事訴訟法の重要判例の分析を行うことです。
到達目標
刑事訴訟法の事例問題を自力で解決する能力を身につけることを到達目標とします。
授業計画と内容
【春学期】
1 任意と強制の区別(1) 強制処分法定主義
2 任意と強制の区別(2) 職務質問と所持品検査
3 任意と強制の区別(3) 任意同行と任意取調べ
4 任意と強制の区別(4) ビデオ撮影、テレビカメラによる監視
5 任意と強制の区別(5) おとり捜査
6 現行犯逮捕、準現行犯逮捕
7 逮捕と勾留の関係
8 再逮捕・再勾留と一罪一逮捕一勾留の原則
9 別件逮捕・勾留と余罪取調べ
10 捜索・差押え(1) 令状による捜索・差押え
11 捜索・差押え(2) 逮捕に伴う捜索・差押え
12 捜索・差押え(3) 強制採尿、体液採取
13 接見交通権
14 起訴後の余罪捜査と接見指定
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 質疑応答への参加具合、発言内容を基準にします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
『刑事訴訟法判例百選第11版』(有斐閣)を共通テキストとして使用します。また、最高裁判例で調査官解説があるものについては、『最高裁判所判例解説刑事篇』(法曹会)に掲載されている解説も熟読してゼミに参加してください。
【参考文献】
古江頼隆『事例演習教材刑事訴訟法〔第3版〕』(有斐閣)
粟田知穂『エクササイズ刑事訴訟法〔第2版〕』(有斐閣)
井田良ほか『事例研究刑事法Ⅱ刑事訴訟法〔第2版〕』(日本評論社)
その他、法学教室の演習欄などの事例問題を補助教材として使用します。