シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
専門演習A1/専門演習B1 | 2024 | 春学期 | 金2 | 法学部 | 河谷 清文 | コウタニ キヨフミ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
経済法(独占禁止法)と経済法(経済規制法)の講義は、並行して必ず履修してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
カルテル、談合、共同ボイコット、私的独占、再販売価格維持、専売店制、価格差別、不当廉売、ぎまん的顧客誘引、抱き合わせ、優越的地位の濫用、取引妨害、大型合併、株式保有、景表法、消費者問題、下請法、といったキーワードに興味があれば、是非、検討してみてください。
また、独占禁止法そのものではない分野についても、興味があれば対象として取り上げます。自由な経済活動と市場メカニズムによる調整、そして競争を通じた発展。資本主義諸国は、これを経済の基礎としてきました。様々な理由から国家規制の対象とされてきた分野においても、市場原理(競争原理)を導入しようと規制改革が進められています。国家や自治体が提供してきたサービスについても、市場化や民営化が進められています。例えば、電気、ガス、電話、モバイル、郵便、宅配便、航空、バス、タクシー、金融など、多岐にわたります。近年では、スポーツ、デジタルプラットフォーム(いわゆるGAFA)などについても取り上げました。
科目目的
この専門演習は、経済法についての理解と応用力を深めるものとして位置づけられます。
到達目標
理論、事例、ニュース等、調べ、知識を付けるだけでなく、その理由と規制手法を理解した上で、それが本当に適切なものであるのか、自分の頭で考えるようにしたいと思います。もちろん、自分の頭で考え判断するためには十分な情報が必要なので、調べて知識を付けることが第一段階です。
授業計画と内容
報告者を決め、テーマあるいは事例を指定して報告をしてもらい、それを基に議論してもらいます。資料を収集し、理解し、考え、まとめ、レジュメを書き、報告・解説する、という作業が必要です。班で共同作業してもらうこともあります。ゼミですので、参加することに意義があります。進行はできるだけゼミ員主導で行なってもらいます。
下記の予定の「受講生が選んだテーマについて議論」の部分は、ゼミ参加者の希望を聞いてからテーマを決め、その内容に沿って設定します。
学年末に原稿を提出してもらい、ゼミ論集を作成します。
前期
第1回 イントロダクション
第2回 経済法の基礎(1) 社会と経済と法
第3回 経済法の基礎(2) 独占禁止法
第4回 経済法の基礎(3) 事例
第5回 前期テーマについて話し合い
第6回 報告の割り当てと調査
第7回 報告と議論(1) (Aグループ)
第8回 報告と議論(2) (Bグループ)
第9回 報告と議論(3) (Cグループ)
第10回 中間まとめと調整
第11回 報告と議論(4) (Aグループ)
第12回 報告と議論(5) (Bグループ)
第13回 報告と議論(6) (Cグループ)
第14回 総復習とまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告のための調査やレジュメの作成
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 出席と議論への参加状況、報告とその内容 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
資料やレジュメの受け渡し、その他連絡を行います。報告等に使用してもかまいません。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
※とりあげるテーマによりますので、あらためて指示します。