シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A1/専門演習B1 | 2024 | 春学期 | 木3 | 法学部 | 難波 譲治 | ナンバ ジョウジ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-015S
履修条件・関連科目等
民法の関連授業を履修していることが望ましい。学習不十分だと演習に参加しても理解できず無駄な時間を過ごすことになってしまうだろう。
報告担当者となった回は、判例百選の解説だけではなく、最高裁判例解説や他の判例評釈も調べてくる必要がある。
2024年度は2023年に続き、財産法の判例を扱う。2025年も判例研究とするかはわからない。
3年次履修者は4年次も履修することができるが、4年次も報告を担当してもらうので、そのつもりで参加してほしい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、財産法における重要問題について、報告者の報告をもとに判例を詳細に検討する。
なお、後期の専門演習A2/専門演習B2は、この授業の続きである。
科目目的
民法の学習において判例の重要性は言うまでもなく、判例の分析を詳細に行うことを通して民法上の重要問題について理解を深めるのが、この授業の目的である。
到達目標
民法の重要問題について理解し、発表できるようになることが到達目標である。
授業計画と内容
1 ガイダンス、担当決定)
2 信義則 (3番)(民法判例百選Ⅰの番号、以下同じ)
3 取締規定違反の法律行為 (15番)
4 94条2項、110条の類推適用 (21番)
5 動機の錯誤 (22番)
6 110条の正当理由 (29番)
7 時効の援用権者 (38番)
8 物権的請求権の相手方 (47番)
9 背信的悪意者 (57番)
10 善意占有者の使用収益権 (65番)
11 物上代位 (85番)
12 抵当権の侵害 (87番)
13 集合動産譲渡担保 (97番)
14 総括・まとめ・到達度確認
以上は、あくまで、予定テーマであり、受講者との相談で変更することがある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への積極的参加、担当回の発表 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献 潮見佳男ほか編『民法判例百選Ⅰ(第9版)』(有斐閣、2023年)