シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2024 | 前期 | 火4 | 経済学部 | 宮錦 三樹 | ミヤキ ミキ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
本演習のテーマは、「データ分析を通じて地域の問題を考える」です。道路や水道などインフラの老朽化対策、医療の提供体制、子育て支援のあり方など、皆さんの地域はどのような課題を抱えているでしょうか。
この演習では、まず「地域で何が問題になっているのか」を発見し、地域データを集めて現状分析を行います。そして、「問題が発生する原因とメカニズム」について皆さんと議論します。最終的には、回帰分析というデータ分析の手法を用いて、問題が発生する原因について統計的な観点から検証します。
また、演習の前半に、Word・Excel・PowerPointの基礎知識を習得するためのOffice講座を受講します。Office講座で学んだ知識をもとに、演習では資料作成やプレゼンテーションを行います。
科目目的
この科目は,学位授与方針で示す「協調性・自己管理力・創造的思考力」を修得することを目的としています。
・協調性及び自己管理力の修得
グループによるプレゼンテーション及びディスカッションを通じて,1年生の皆さんが今後の大学生活において、主体的・対話的に授業参加する姿勢を身につけることを目的とします。
・創造的思考力の修得
地域の問題に関心を寄せ、回帰分析を通じて問題の原因を統計的視点から検証する力をつけることを目的とします。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
1)主体的かつ対話的に授業参加できるようになる。
2)地域で何が問題になっているか、その問題が発生する原因とメカニズムについて考えることができる。
3)問題の原因を回帰分析の手法を通じて検証することができる。
授業計画と内容
第1回:オリエンテーション(演習内容の導入的説明・グループ分けなど)
第2回:Word講習会
第3回:Power Point講習会
第4回:Excel講習会
第5回:日本の地域政策の問題点とエビデンスの必要性(教科書第1章)
第6回:政策形成プロセスとエビデンス(教科書第1章)
第7回:EBPMの下準備①:データの収集(教科書第2章)
第8回:EBPMの下準備②:データの見方・使い方(教科書第3章)
第9回:EBPMのツール①:回帰分析の考え方(教科書第5章)
第10回:EBPMのツール②:回帰分析の考え方の続きと実践(教科書第5章)
第11回:回帰分析の活用①:地域の問題の発生要因を探る(教科書第6章)
第12回:回帰分析の活用②:地域の問題の発生要因を探る(実習1)
第13回:回帰分析の活用③:地域の問題の発生要因を探る(実習2)
第14回:プレゼンテーションとまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定したレジュメを事前に読んだうえで、グループでその内容をプレゼンテーションする回があります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | プレゼンテーションの内容に基づいたレポートの作成。 |
平常点 | 50 | 平常点,授業参画度(意見の表明,質問の投げかけ等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献:
林宜嗣ほか『地域データ分析入門 すぐに役立つEBPM実践ガイドブック』 日本評論社 2021年