シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ | 2025 | 春学期 | 木4 | 商学部 | 羽田 尚子 | ハネダ ショウコ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-11XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
イノベーションについて体系的に学びます。前半はテキストの輪読とディスカッションを中心に行います。後半は、企業に関する実際のケースやデータを用いて、現実の産業・企業の動きを分析します。
これまでの演習内容や教員の研究領域については、教員のwebページを参照してください。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。自身の設定したテーマを論理的に検証する過程において、主体的学習能力を培うことが目的です。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします:
・輪読や実習では、学んだ内容を自分の言葉で第三者に説明することができる。
・個人単位で研究テーマを導出することができる。
・具体的な分析手法により、研究テーマを解明することができる。
・第三者へのプレゼンテーション、論文・レポート執筆を通じて、自身の考えを論理的に説明することができる。
授業計画と内容
3年次:テキスト輪読と報告、グループワーク、課題レポートの作成
4年次:各自のテーマに沿った研究の進捗報告。研究論文(もしくはレポート)の作成。
3年次(春学期)
第1回 オリエンテーション
※第2~13回はテキストの輪読(担当者の報告、グループワーク)
第2回 イノベーションの歴史
第3回 イノベーションの測定
第4回 イノベーションとアントレプレナーシップ
第6回 新製品開発のマネジメント
第7回 イノベーションと企業戦略
第8回 イノベーションと企業間システム
第9回 イノベーションと政策・制度
第10回 科学技術イノベーション政策
第12回 知的財産権制度
第13回 イノベーションと経済成長
第14回 まとめ・総括
3年次(秋学期)
第1回 オリエンテーション
※第2~13回はデータ分析演習(担当者の報告、各自PCを使った実習)
第2回 データと向き合う
第3回 データに親しむ
第4回 データを見る
第5回 データを加工する
第6回 関係性を読み解く
第7回 原因から結果にせまる
第8回 ダミー変数を使いこなす
第9回 パネルデータ(2時点)に親しむ
第10回 パネルデータ(多時点)に親しむ
第11回 個票データに親しむ
第12回 個票データでの回帰分析・質的な従属変数での回帰分析
第13回 4年生に向けて研究計画書の作成
第14回 まとめ・総括
4年次(春学期)
第1回 オリエンテーション
※第2回~6回は(必要に応じて)テキストの輪読
第2回 テキスト輪読・ディスカッション
第3回 テキスト輪読・ディスカッション
第4回 テキスト輪読・ディスカッション
第5回 テキスト輪読・ディスカッション
第6回 テキスト輪読・ディスカッション
※第7回~13回までは、研究テーマの決定とそれに則した先行文献の報告。研究の進捗報告が中心。作業は個人で行う。
第7回 研究テーマの選定・報告Ⅰ
第8回 研究テーマの選定・報告Ⅱ
第9回 研究テーマの選定・報告 Ⅲ
第10回 研究テーマに沿った先行文献等の概要報告Ⅰ
第11回 研究テーマに則した先行文献等の概要報告Ⅱ
第12回 研究テーマに則した先行文献等の概要報告Ⅲ
第13回 研究テーマに則した先行文献等の概要報告Ⅳ
第14回 まとめ・総括
4年次(秋学期)
第1回 オリエンテーション
※第2回~第7回までは各自の研究テーマに則した文献の報告と進捗状況の報告。
第2回 研究テーマに即した作業の進捗報告Ⅰ
第3回 研究テーマに即した作業の進捗報告Ⅱ
第4回 研究テーマに即した作業の進捗報告Ⅲ
第5回 研究テーマに即した作業の進捗報告Ⅳ
第6回 研究テーマに即した作業の進捗報告Ⅴ
第7回 研究テーマに即した作業の進捗報告Ⅵ
※第8回~第13回までは研究論文完成に向けた作業が中心
第8回 論文執筆作業
第9回 論文執筆作業
第10回 初稿完成
第11回 学生間で読みあい、初稿を推敲
第12回 学生間で読みあい、初稿を推敲
第13回 論文の印刷・編集
第14回 まとめ・総括
注:昨年度の実施例のため、各内容は変更の可能性がある。情報検索講習、データ分析講習が入るため、順番が入れ替わることがある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
3年次
・全体の1/3はテキストの輪読、2/3はグループor個人作業が中心です。
・輪読では、担当者は報告資料を準備してから参加してください。
・進捗によって講義時間外に各自or グループで作業してもらいます。計画をたてて進めてください。
4年次
・前半の数回のみテキストの輪読を予定していますが、それ以外は個人での研究論文の作成が中心です。
・3年次の最後におおまかな研究計画をたててもらいますが、4年次の夏休み前にテーマを確定するとよいでしょう。
・後半は忙しくなる可能性があるので、計画をたてて進めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | グループ・個人課題の提出状況および内容、論文(もしくはレポート)の提出状況および内容 |
平常点 | 50 | 担当箇所の報告内容、報告以外での授業への参加意欲・受講態度。 |
成績評価の方法・基準(備考)
上記評価基準に基づき、学期毎に評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
3年生:
1.イノベーション研究センター(編)「マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門(新装版)」(もしくは第2版)、日経BP 日本経済新聞出版
2.畑農鋭矢,水落正明 (著)「データ分析をマスターする12のレッスン(新版)」有斐閣アルマ
4年生:適宜指定。以下を検討中。
1.岡田羊祐「イノベーションと技術変化の経済学」日本評論社
2.加藤雅俊「スタートアップの経済学」有斐閣
3.牧兼充「イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学」東洋経済新報社
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
〔募集方法〕
〇レポート(manaba「レポート」利用)
〇面接試験
〔課題図書〕
〔注意事項〕
〔国外実態調査〕
実施しない
[利用予定ソフトウエア]
R、STATA
参考URL
https://sites.google.com/view/hanedalabo/