シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2024 | 前期 | 金2 | 経済学部 | 杜崎 群傑 | モリサキ グンケツ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
中国近現代政治史もしくは国際政治史に関心があり、課題に意欲的に取り組む積極性と責任感を持つ者。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
テーマ:国際政治史――中国の近現代政治史を中心に
中国の近現代政治史を中心に、国際政治史について学習していくゼミです(ただし、その他の国・地域も対象に含まれます)。
これまで皆さんが経済学部で学んできた知識と、本ゼミで学習する歴史・国際政治の知見を組み合わせ、現在世界で起こっている様々な問題について広く理解していき、世界が平和でいられるにはどうしたらいいのか、人が幸せでいられるにはどうしたらいいのかという課題を追求していきます。
科目目的
ゼミでの学習を通じて、国際政治史(特に中国近現代政治史)に関する理解を深めていきます。演習では、関連文献の輪読や、ゼミ生同士の討論を通して、資料調査の方法、リサーチ力、プレゼン力、討論力を身に着けていきます。
到達目標
以上の一連の作業を通して、自分の考えを正しい日本語で正しく伝える能力を習得します。また同時に課題の設定能力と、確たる論拠に基づく課題解決能力を磨きます。
授業計画と内容
歴史学・政治学・中国近現代史についての文献講読と討論
第1回 顔合わせとゼミでの勉強方法について
第2回 Word講習
第3回 PowerPoint講習
第4回 資料のリサーチ方法に関するガイダンスと図書館ツアー
第5回 第2~4回の内容を踏まえてコロナに関連したプレゼン発表
第6回 テキスト第1章の輪読
第7回 テキスト第2章の輪読とテキスト第1章の討論
第8回 テキスト第3章の輪読とテキスト第2章の討論
第9回 テキスト第4章の輪読とテキスト第3章の討論
第10回 テキスト第5章の輪読とテキスト第4章の討論
第11回 テキスト第6章の輪読とテキスト第5章の討論
第12回 テキスト第7章の輪読とテキスト第6章の討論
第13回 テキスト第7章の討論
第14回 (新)自由主義vs社会(民主)主義についてのディベート
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・普段から時事問題に触れるようにしてください。特に日常的な新聞購読を強く推奨します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 普段の授業の中で課せられるレジュメ・パワポなどをレポートとして代替し評価基準とする。 |
平常点 | 50 | レポート以外の授業や演習への積極性によって判断する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業への参画度合いに応じで評価します。具体的には①出席率のみならず、②輪読で自分の担当した範囲をわかりやすくまとめ、かつ論理的に明朗に相手に伝えるることができるようになったか、③質疑応答の過程では積極性に質問を提示し、十分なリサーチによって明確に応答することができるようになったか、によって総合的に判断します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
提出された課題については、ゼミの中でその都度教員である杜崎からコメントをつけます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはゼミ生の興味関心に応じて決めます。ただし、参考文献を以下に提示しておきます。
・李昊『派閥の中国政治――毛沢東から習近平まで』名古屋大学出版会、2023年。
・大澤傑『「個人化」する権威主義体制――侵攻決断と体制変動の条件』明石書店、2023年。
・建林正彦・曽我謙悟・待鳥聡史『比較政治制度論』有斐閣アルマ、2008年。
その他特記事項
・ゼミやサブゼミを欠席することは、計画が予定通り進まない、班員への負担が増えるなど、多大な迷惑をもたらします。やむを得ず欠席する場合には、必ず教員および班員への連絡してください。
参考URL
特になし