シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A2/専門演習B2 | 2024 | 秋学期 | 月4 | 法学部 | 小宮 靖毅 | コミヤ ヤスタケ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S
履修条件・関連科目等
会社法1,会社法2 で講義される内容は理解しておいた方がいいのだなと、春学期よりも強く認識できること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業の具体的な活動を思い描く練習を終えたとして、その企業の「容れもの」である会社のしくみに焦点を移します。企業が他の企業とどのような法的関係を取り結ぶかについても、注意を向けます。
科目目的
目的:
・ 株式会社が「企業」の容れものとして用いられた場合、誰にとってどのように望ましい結果がつくりだせるか、定款を書きながら理解し、説明できるようになる
・ 企業間の契約を、実際に手を動かして考え、理解し、説明できるようになる
これは、ディプロマポリシーの 1、「法化社会」の実践である。
到達目標
段階的に記せば以下の通り:
a) 詳しく知りたいと思えることを自分で見つけられるようになる(追求対象の発見)
b) 追求対象を自分で(しつこく)調査できるようになる(追求の実践)
c) 追求対象の調査に用いる方法を、一般的なネット検索を離れ、図書館の資料やデータベースを利用するようになる(追求方法の専門化)
c') 春学期(前期)の経験を踏まえ、追求対象が法学的情報であるときの調査効率(a)~c))が上がっていること
d) グループワークを通じ、a)~c')によって手に入れた情報から選択肢を得る
e) グループワークを通じ、自信をもって選択する
授業計画と内容
発起人になる[事業を営む。そのための契約・定款を書く。]
01. 営む事業を決める(1):市場調査
02. 営む事業を決める(2):提案と絞込み
03. 営む事業を決める(3):決定
04. 営む事業に合わせて「事業体」を選ぶ(1):株式会社とその他の会社
05. 営む事業に合わせて「事業体」を選ぶ(2):会社でない事業体
06. 株式会社の定款の「ひな型」を研究する(1):スタンダードプラン
07. 会社法の認める選択肢(1):株式・種類株式
08.会社法の認める選択肢(2):ガバナンス
09.株式会社の定款の「ひな型」を研究する(2):発起人として読む
10.営む事業に合わせて「事業体」を選ぶ(3):出資者との協議
11. 営む事業に合わせて「事業体」を選ぶ(4):決定
12.設立手続とプレスリリースの準備
13.プレスリリース
14.ふりかえり
(以上は、すべて予定です。)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
この演習はグループワークで成立しており、共同でひとつの作品を作るあげるものと理解してもらえればよいです。したがって、次の回の準備がそのまま「時間外学修」となるだろうと思います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 70 | グループワークの成果を評価します |
その他 | 30 | 学期末の成果物を評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
時間中のグループワークでの情報共有などに、必要なICT機器を、春学期よりも上手に使う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考資料は進行に合わせて指示するので、事前には指示しない。
その他特記事項
春学期のうちにこの演習の環境に慣れたら、きっと大丈夫です。