シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A2/専門演習B2 | 2024 | 秋学期 | 月4 | 法学部 | 秦 公正 | ハタ キミマサ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
春学期に学んできた民事手続法の理解を前提として、実際にそれがどのように実務に反映されているかを学ぶ観点から、民事事件に関する模擬裁判を行う。また、合わせて模擬裁判を実施するために必要な手続を中心に学ぶ。
科目目的
春学期に学んだ民事手続が実際にどのように実現されているかを学ぶため、模擬裁判を実施し、逆に模擬裁判を実施することで民事裁判の手続の理解を深めることを目的とする。
到達目標
とくに民事訴訟、民事執行に関する手続を重点的に理解し、他者に対して、その内容・基本原則を説明できるようになること、さらに、それらの手続に関する法律問題を説明できるようになることを目的とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス ゼミ(秋学期)の予定など
第2回 模擬裁判に関する書式を学ぶ 訴状・答弁書・準備書面・証拠説明書・証拠申出書など
第3回 模擬裁判に関する手続進行を学ぶ
第4回 証拠調べの手続を学ぶ 証拠申出・証拠決定・証人尋問手続など
第5回 模擬裁判の役割分担の決定(シナリオG・裁判官G・原告G・被告G・証人G)
第6回 模擬裁判の事案の検討
第7回 模擬裁判の事案の決定
第8回 グループワーク① ー訴訟物・訴状・答弁書の準備ー
第9回 グループワーク② ー主尋問の準備ー
第10回 グループワーク③ ―反対尋問の作成・セリフのすりあわせ―
第11回 グループワーク④ ーセリフのすりあわせ―
第12回 模擬裁判の事前最終確認 ―リハーサルなど―
第13回 模擬裁判の実施(ロースクール模擬法廷)ー訴状陳述~口頭弁論終結まで
第14回 判決言渡し(茗荷谷教室) 模擬裁判のふりかえり
※4年生については、第1回目の授業時に、具体的な演習内容を決定することにします。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業前、授業中・授業後に指示した文献、課題に適宜取り組んでもらうことを予定しています。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 10 | 民事訴訟法の重要論点に関する演習問題についての簡単なレポートを課します(ただし、4年生を除く)。提出の有無、レポートの構成、先行学説・判例の抽出、結論などを総合的に評価します。4段階で評価します。 |
平常点 | 90 | 出席状況、報告の担当及びその内容、授業(模擬裁判)への取り組み等を考慮して評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・欠席回数が6回以上(ただし、病欠、コロナ・インフルエンザによる出校停止など、欠席がやむを得ないと判断した場合は除く)の場合には、単位は付与されません。
・所定の報告を行わなかった場合には、単位は付与されません。
・報告内容には、作成した資料の完成度、質問に対する応答なども含まれます。
・授業(模擬裁判)への取り組みには、授業中の態度、発言内容などが含まれます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
フィールドワークとして裁判傍聴、法務省見学をする予定でいます。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
適宜、PCを使った資料の作成、情報の検索等を行う可能性があります。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しません。授業時に必要な文献等を指示することがあります。