シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習A2 | 2024 | 秋学期 | 水5 | 法学部 | 中島 康予 | ナカジマ ヤスヨ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S
履修条件・関連科目等
履修条件は特に設けませんが、各自の専門演習論文のテーマに関連する他の講義を積極的に履修・聴講してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:セキテュリティとケアの政治
セキュリティとケアの政治にかかわる演習論文テーマを各自が設定し、それについて調査・研究し、その内容を、他の履修者と共有し、思索をお互いに深めていきます。その思索のプロセスや結果を、演習論文という形で文章化し,それが、大学における専門的学修の総仕上げとなるよう演習を運営します。
学期の最後に提出された演習論文草稿については添削などをした上で、年度内に返却します。
科目目的
専門演習は少人数の受講者がインタラクティブな学修の場です。下級年次で学修してきた、グローバルな法化社会を読み解くことができる「基礎的な法律的・政治的専門」を基礎にして、本演習では、セキテュリティやケアをめぐる具体的な問題の発見、課題の設定、調査研究力、文章力・プレゼンテーション能力等を、専門演習論文草稿の執筆という作業・過程を通して涵養することを目的とします。
到達目標
今日のセキテュリティやケアを対象として、
1)自らの興味・関心にそくして探究するテーマを設定・明確化する
2)テーマに関する先行研究・調査を収集・整理する
3)2)について批判的に概括する
4)論文の主たるテーマについて調査・研究する
5)これら一連のプロセスと結果を、レジュメに要約して示す
6)他の履修者との質疑応答・議論をふまえて、思索を深める
7)2)~6)の過程・結果を文章化する
以上の力を身につけ、演習論文草稿(12,000字程度)を完成させることが目標です。
授業計画と内容
下記は履修者人数が12名の場合のモデルです。人数によって適宜変更します。
第1回 論文のテーマ(仮)の設定、文献リストの共有
第2回 論文のアウトライン(構成)の作成
第3回 先行研究や調査調査に対する評価・見解について各自の研究報告(1)(報告者A・B)
第4回 先行研究や調査調査に対する評価・見解について各自の研究報告(2)(報告者C・D)
第5回 先行研究や調査調査に対する評価・見解について各自の研究報告(3)(報告者E・F)
第6回 先行研究や調査調査に対する評価・見解について各自の研究報告(4)(報告者G・H)
第7回 先行研究や調査調査に対する評価・見解について各自の研究報告(5)(報告者I・J)
第8回 先行研究や調査調査に対する評価・見解について各自の研究報告(6)(報告者K・L)
第9回 本論の報告(1) (報告者A・B)
第10回 本論の報告(2) (報告者C・D)
第11回 本論の報告(3) (報告者E・F)
第12回 本論の報告(4)(報告者G・H)
第13回 本論の報告(5) (報告者I・J)
第14回 本論の報告(6)(報告者K・L)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各自が選択した論文課題について調査研究に必要な文献を積極的・批判的に講読してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 学期末に提出する演習論文(草稿)に基づき評価します。 |
平常点 | 40 | 演習論文草稿準備に向けた過程を重視します。また、演習論文執筆は、ゼミにおける共同作業でもあります。他のゼミ生の論文に対するコメントなどを含めて総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
ゼミ(演習)は継続的・積極的な参加が必須の科目です。合理的な理由のない欠席(無断欠席等)は行わないでください。継続的な参加が見込めない場合は、応募を控えてください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
論文草稿(ハードコピー)の添削を行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
履修者の演習論文テーマに関する文献(書籍・論文等)を参照します。
また、論文作成の作法に関する文献を適宜参照します。