シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
専門演習B1 | 2024 | 秋学期 | 水3 | 法学部 | 中島 康予 | ナカジマ ヤスヨ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL4-017S
履修条件・関連科目等
専門演習A1及びA2の単位を修得していること
専門演習論文作成の意志が強固であること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:セキテュリティとケアの政治
セキュリティとケアの政治にかかわる演習論文テーマを各自が設定し、それについて調査・研究し、その内容を、他の履修者と共有し、思索をお互いに深めていきます。その思索のプロセスや結果を、演習論文という形で文章化し,それが、大学における専門的学修の総仕上げとなるよう演習を運営します。
2023年度は、昨年度、履修生が設定した研究テーマについて調査・研究を進め、論文を完成させます。
科目目的
専門演習は少人数の受講者がインタラクティブな学修の場です。下級年次で学修してきた、グローバルな法化社会を読み解くことができる「基礎的な法律的・政治的専門」を基礎にして、本演習では、セキュリティやケアにかかわる具体的な課題を設定し、調査研究を進め、論文にまとめていきます。この一連の作業・過程を通して問題発見・課題設定・調査研究・文章作成等の力を涵養することを目的とします。
特に、政治学科カリキュラムでは、演習科目から12単位を修得することを卒業要件としており、また優秀な論文について法学部は顕彰しています。このように演習科目と論文作成はカリキュラムのなかで非常に重視されており、専門演習で論文を執筆することは、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーに適っていると言えます。
到達目標
2021年度に作成した演習論文草稿をブラッシュアップし、年度末に質の高い専門演習論文を完成させるための準備作業を着実に進めることを目標とします。
目標達成のために下記の諸点について、演習論文草稿を評価し、課題を抽出します。
1)設定したテーマ の明確性
2)検討・参照した先行研究・調査をの適切性
3)先行研究・調査の検討結果の妥当性
4)論証・主張の根拠の明確性
5)文章(パラグラフライティングを含む)の明快性
6)引用注・脚注の適切性
7)文献リストの適切性
授業計画と内容
第1回 3年次作成演習論文草稿の総括・ふりかえり
第2回 序論(「はじめに」)をもとにした報告
第3回 先行研究や調査をもとにした研究報告➀(報告者A,B)
第4回 先行研究や調査をもとにした研究報告➁(報告者E,F)
第5回 先行研究や調査をもとにした研究報告③(報告者I,J)
第6回 先行研究や調査に対する評価・見解をもとに研究報告➀(報告者A,B)
第7回 先行研究や調査に対する評価・見解をもとに研究報告➁(報告者E,F)
第8回 先行研究や調査に対する評価・見解をもとに研究報告③(報告者I,J)
第9回 本論の報告➀(報告者A,B)
第10回 本論の報告➁(報告者E,F)
第11回 本論の報告③(報告者I,J)
第12回 論文全体の報告➀(報告者A,B)
第13回 論文全体の報告➁(報告者E,F)
第14回 論文全体の報告③(報告者I,J)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
論文執筆に必要な文献等の調査・研究
20000字の論文の執筆
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 90 | 提出された演習論文の内容に基づき評価します。 |
平常点 | 10 | 演習論文執筆に向けた過程を重視します。また、演習論文執筆は、ゼミにおける共同作業でもあります。他のゼミ生の論文に対するコメントなどを含めて総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に指定しません。各自が執筆する専門演習論文執筆に必要な文献を渉猟するよう努めてください。また教員が、適宜、文献を紹介します。