シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
社会学1 | 2024 | 春学期 | 月6 | 法学部 | 祐成 保志 | スケナリ ヤスシ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-SC1-003L
履修条件・関連科目等
社会学2とあわせて履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会学は、一見すると捉えどころのない学問である。「社会学者の数だけ社会学がある」と言われることもある。しかし、社会学には核となる問いがあり、これに取り組むための共通の道具(概念、理論、調査手法など)を持っている。この講義では、社会学を初めて学ぶ学生を念頭に、社会学についての明確な像を提供することを目指す。社会学の多種多様な研究領域、社会学の固有の対象である「社会的なるもの」の性質、現代世界を特徴づける社会の変化、社会学の発達の過程に重点を置いて解説する。
科目目的
社会学の初学者に向けて、社会学の理論・対象・歴史的展開の要点を伝えることを目的とする。
到達目標
社会学の理論・対象・歴史的展開に関する基礎的な知識を習得し、現代社会の具体的な事象について考察し、その結果を的確に表現できるようになることが目標である。
授業計画と内容
1.はじめに:社会学とは何か
2.社会学的想像力
3.社会学の立ち位置
4.社会学の研究対象
5.「社会的なるもの」の性質 前半
6.「社会的なるもの」の性質 後半
7.近代化とポスト近代化 前半
8.近代化とポスト近代化 後半
9.社会学の源流と初期の社会学
10.社会学の古典
11.社会学の専門職化
12.社会学のマルチパラダイム状況
13.社会学の未来
14.授業のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 100 | 社会学の理論・対象・歴史的展開に関する基礎的な知識が習得できたか(40%)、現代社会の具体的な事象について考察できるか(40%)、それらを文章で的確に表現できるか(20%)を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業後提出課題が未提出の場合は1回につき3%減点する。また、5回以上未提出の場合は、期末試験の受験資格を失う。なお、授業後提出課題の内容がとくに優れている場合は、期末試験に加点(1回につき最大3%)することがある。逆に、内容が著しく不十分である場合には期末試験から減点(1回につき最大3%)することがある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
ケン・プラマー/赤川学監訳、『21世紀を生きるための社会学の教科書』、筑摩書房、2021年、東京、ちくま学芸文庫