シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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心理学B2 | 2024 | 秋学期 | 他 | 法学部 | 小川 将 | オガワ ススム | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PY1-004L
履修条件・関連科目等
「心理学A1」、「心理学B1」、「心理学A2」を履修していることで理解が進みやすいが、本科目における履修条件ではない。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では自身の日常生活や社会で心理学がどのように活きているかを学ぶ。また、現在行われている研究トピックや研究方法についても説明する。講義内容が社会にどのように関連しているかを考える習慣をつける。「心理学A1」、「心理学B1」、「心理学A2」を受講していることが望ましい。manabaやresponを使用し、授業内容の理解を深める。
科目目的
(1)心理学の応用的研究を学ぶ
(2)講義内容を、自身の日常生活および社会と関連付けて考えることが出来るようになる
到達目標
本授業内で提示される、心理学の用語や理論を理解する。また、それらを日常例に置き換え言語化できるようになる。
授業計画と内容
1. 授業ガイダンス
2. 心理検査法
3. ストレス
4. うつ
5. 発達障害
6. 発達と認知機能
7. 心理的支援(1)来談者中心療法
8. 心理的支援(2)認知行動療法
9. 集団のインパクト
10. 意思決定
11. 心理学と社会(1)(心理職とは)
12. 心理学と社会(2)(教育・福祉分野)
13. 心理学と社会(3)(地域との関わり)
14. まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業内に説明する課題を提出する
・manabaで配布される資料を活用して復習する
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 授業内で提示される用語と理論の理解を確認するweb媒体の試験を行う。試験の解答時間は授業時間内の60分を予定している。 |
平常点 | 20 | 授業内で指定したresponの提出状況・提出内容に準じて評価を行う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点は授業内容を振り返り、日常生活との関連を明記した際に得点となる。
web試験は、いかなる理由があっても再試験は行わない。
やむを得ない理由であると事務室が判断した際は、レポートで対応する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
responにて授業内容への意見を求める。その意見をもとに、授業内で教員がフィードバックを行う。当該授業に関連する実験・調査を受ける。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Responとmanabaを多用する。web試験ではPC、タブレット、スマートフォンのいずれかを使用する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
「独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所」にて、主に以下の実務を担っている。
・高齢者の認知症予防プログラムの実施
・若者の自殺対策プログラムの実施
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
高齢者の認知機能・心身の健康の維持、若者のメンタルヘルスに対し、本科目の内容がどのように寄与しているかを関連付けて授業を行う。
テキスト・参考文献等
【テキスト】
テキストは使用しない
【参考文献】
「心理学 新版」無藤隆・森敏昭・遠藤由美 ・玉瀬耕治/著 有斐閣
ISBN 978-4-641-05386-1
発売日:2018/4/6