シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文化論B2 | 2024 | 秋学期 | 木3 | 法学部 | 秋山 嘉 | アキヤマ ヨシミ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO3-004L
履修条件・関連科目等
特記事項欄を参照
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
誰もが知っている「文化」と思っているはずのもの/ことについて、あらためて考えてみたい。
文化とは一体何なのか、文化を論じるとはどういうことなのか。そのような批評的意識を常にもちながら考えを進めて行くつもりである。
そのような全体的な考察とともに、具体的なもの/ことを対象にして、個別の論を行う。そこからフィードバックして、最初の問いに戻る、という往復を試みたい。
個別の論として、春学期には視覚的表象を主に扱う。ものと言語的表象をめぐるもの、さらにその中で具体的な諸分野にわたることになる。
問題意識や講義方法については春学期同様である。秋学期における個別の論は、春学期に続いて視覚表象のうちの映画・映像領域を、そして言語表象領域を扱う。
講義を主たる形式とするが、履修者に短いコメントを書いて提出してもらう機会を随時設ける。履修者の関心や反応にも応じる展開も可能な範囲で視野に入れたい。
科目目的
文化の中に日々自分がいることを、また自分自身もその文化を作っている一員であることを、またそのようなあり方を認識すること
到達目標
自分をとりまく物やことを批評的な意識をもってとらえられるようになること
授業計画と内容
(1)オリエンテーション(概要紹介、秋学期スケジュールの説明)
(2)風景の感触:前半(映像の領域)
(3)風景の感触:後半(言葉の領域)
(4)映画が持つ複雑さ 前半
(5)映画が持つ複雑さ 後半
(6)映画・映像1(初期 前半)
(7)映画・映像2(初期 後半)
(8)映画・映像3(ドキュメンタリ)
(9)映画・映像4(フィクション)
(10)映画・映像5(編集 前半)
(11)映画・映像6(編集 後半)
(12)映画・映像補遺 前半(作品から)
(13)映像・映像補遺 後半(作品から)
(14)まとめと反省
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 全体の理解確認 |
平常点 | 50 | 通常週授業の取り組み(小レポートも含まれる) |
成績評価の方法・基準(備考)
備考
平常点については、毎週の授業において書いてもらう文章などによって、講義内容の理解度、読解力、表現力、能動的な授業参加を評価する。真摯に取り組む努力をし、そのような姿勢でよく出席してほしい。
期末試験と平常点の比率は当該学期の事情・条件によって若干変わることがある。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
個別特定のフィードバックは行わないが、授業時および追加の配信によって理解が進むよう配慮・工夫している。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
配布資料使用
その他特記事項
主体的に取り組んでほしい。特別な知識は前提としないが、よく聞きよく知り理解しようとする、そして自分の頭で考えようとする真摯でねばり強い意欲が肝要である。