シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文化論B2 | 2024 | 秋学期 | 水5 | 法学部 | 真田 健司 | サナダ ケンジ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO3-004L
履修条件・関連科目等
ドイツやヨーロッパを初めとする異文化に関心があることを履修条件とします。ドイツ語の知識は必要ありません。ただし英語の資料を使用する可能性があります。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代ドイツ文化をめぐるさまざまな話題をテーマ別に取りあげていきます。まずはインターネットを中心とした最近のニュース記事やコラムなどを切り口に、ときには映像も交えて、いままさにかの地に生きる人々の頭を悩ませ、あるいは心を踊らせているトピックに迫っていきましょう。
一見すると奇異に思える現象の背後には、どのような社会の仕組みや掟があり、またどのような過去のいきさつや因縁があるのでしょうか? またそれらは、この激動の現代世界においてどのように変化しようとしているのでしょうか? 翻ってあなたが自国の文化を見つめ直すとき、あなたは自身の立ち位置を再確認することになるのでしょうか?それとも自国の社会のありかたを批判的に再検討することになるのでしょうか?
毎回の授業は講義を基調としつつも、ときにペアやグループによる短時間のディスカッションを挟むなどして、参加者の主体的な意見の表明と交換を促したいと思います。受動的な「耳学問」のための講義ではなく、皆さんひとりひとりが関心のある社会テーマについて考えを深めるための機会となれば幸いです。
科目目的
異文化をめぐるさまざまな現象や言説に触れるなかで、多様な価値観とその歴史的背景について考察し、〈他者〉への理解を深めるとともに、自国の文化や社会に対して新たな認識と問題意識を獲得する。
到達目標
1)ドイツやヨーロッパのアクチュアルな文化現象について書かれたテクストを読み、あるいは映像を試聴したうえで、正確な情報分析を行う。
2)個々の文化現象の背後にある歴史や思想を学ぶことで、そうした現象の担い手である〈他者〉への理解を深める。
3)上記の知見にもとづいて異文化と自文化を比較し、後者の問題点や可能性について考察する。
授業計画と内容
1. 導入
2. 「ドイツ的」価値観再考
3. Made in Germany
4. ワーク゠ライフ・バランス
5. パッチワーク家族
6. ロシア・ウクライナ戦争とエネルギー革命
7. 「ベルリーンの壁」崩壊25周年
8. 大麻合法化
9. 動物愛護と畜産
10. 歴史問題の現在
11. 政治教育と草の根民主主義
12. 多文化共生の可能性
13. 「古き欧州」と新世界秩序
14. 総括
(変更の可能性あり)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 論述試験 |
平常点 | 20 | 出席と授業への参加姿勢、リアクションペーパー |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業時間内に適宜指示します。