シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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音楽B1 | 2024 | 春学期 | 金3 | 法学部 | 福田 千絵 | フクダ チエ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO3-027L
履修条件・関連科目等
音楽B1およびB2では、民族音楽学と日本音楽史を学びます。春学期・秋学期を通して受講することをお勧めします。音楽に関する専門的な知識はとくに必要ありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、非西洋の音楽について社会との関係を考慮しながら学びます。
B1では民族音楽学として、日本、インドネシア、韓国などアジア諸国の音楽を中心に取り上げ、民族音楽学の諸問題について考察します。
科目目的
さまざまな音楽の歴史や特徴、社会とのかかわりを学ぶことを通じて、それぞれの音楽の魅力を知り、音楽と社会のかかわりについても知識を深めることを目的とします。
到達目標
多様な音楽を理解する方法を学び、多様な文化を理解し、音楽を通してそれに携わる人々の生活や考え方を知ることを目標とします。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.民族音楽学とは
3.音楽と身体1 ガムランの習得における身体性
4.音楽と身体2 ガムランの合奏の演奏慣習
5.楽譜の役割1 イラン音楽における五線譜
6.楽譜の役割2 楽譜が音楽に与える影響とは
7.音楽の伝承1 三味線の伝承と口唱歌
8.音楽の伝承2 三味線の家元制度
9.無形文化財の諸問題1 韓国と日本の無形文化財
10.無形文化財の諸問題2 無形文化財指定が音楽に及ぼす影響
11.越境する音楽1 アメリカ日系人の音楽
12.越境する音楽2 ディアスポラ文化と音楽
13.音楽著作権の諸問題1 アフリカにおける音楽著作権問題
14.音楽著作権の諸問題2 少数民族・第三世界の文化財保護
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習として教科書の該当部分を事前に読み、疑問点は掲示板や個別指導コレクション、アンケートを利用して質問して下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 期末レポートは、事前に公開する作成要領の基準で評価します。 |
平常点 | 60 | 授業後のアンケート提出によって評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位取得のためには、平常点(アンケート5回以上提出)と期末レポート提出の両方が必要です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
出席確認やアンケートにresponを使用します。
なお、授業資料はmanabaにPDF形式で掲載し、授業中は同じ資料をスライドで映します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・テキスト
徳丸吉彦(監修)増野亜子(編)2016『民族音楽学12の視点』東京:音楽之友社.
その他特記事項
■授業の工夫■
この科目は講義を中心として行うため、受講生の皆さんの反応・理解度の向上を目的として授業後にアンケートを実施し、その内容を次回の授業に反映する予定です。