シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法学入門 | 2024 | 春学期 | 木2 | 法学部 | 遠藤 研一郎、土屋 武、曲田 統、森 光 | エンドウ ケンイチロウ、ツチヤ タケシ、マガタ オサム、モリ ヒカル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-LA1-001L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義は、法学部での専門分野の学習の第一歩として位置づけられるものです。法学という学問が何であるかのイメージをつかんだ上で(法学基礎)、法学の各分野への見通しをつけるため、私法・公法・刑事法の各領域についての入門的講義を行います。
科目目的
これから法学と向き合おうとする法学部1年生が、学修の出発点として必要な内容を修得することを目的とする。具体的には、法学という学問の基本的特徴、その全体像を把握すること、また公法、私法、刑事法の基礎知識を修得することを目指す。
到達目標
法律学の全体的見通しをつけること、を勉強する上での基礎知識を修得すること、法的なものの考え方をみにつけること。
授業計画と内容
4人の教員が担当する。①~③を森が、④〜⑦を遠藤が、⑧~⑩を土屋が、⑪~⑬を曲田が、⑭を森がそれぞれ担当する。
①法学基礎(1)ガイダンス、法学という学問
②法学基礎(2)最高裁判例を読んでみよう
③法学基礎(3)我が国の法源
④民事法入門(1)私法の概要
⑤民事法入門(2) 私法の権利主体
⑥民事法入門(3) 所有権、契約
⑦民事法入門(4)過失責任、民事訴訟
⑧公法入門(1)公法の概要
⑨公法入門(2)人権
⑩公法入門(3)統治、権利実現の方法
⑪刑事法入門(1)刑事法の概要 刑事法入門
⑫刑事法入門(2)罪刑法定主義
⑬刑事法入門(3)刑罰の正当性、犯罪概念の明確化、刑事手続
⑭法の解釈
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
<予習>担当教員から指定されたテキストの範囲を毎週、熟読したうえで授業に出席すること。
<復習>授業を踏まえて、興味あるテーマ等をさらに深く掘り下げて調査すること。
<その他>レポート作成 補講コマへの出席(詳細は特記事項参照。)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 基礎知識が修得できているか、法的な分析ができているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、①永井和之・森光編『法学入門〔第4版〕』(中央経済社・2023年)および ②中央大学法学部編『高校生からの法学入門』(中央大学出版部・2016年)を使用する。その他、授業で必要な資料等は適宜配布する。
その他特記事項
授業内で出された課題に取り組むため、補習コマを設置する。補習コマでは、法律的な文章の書き方の練習、また小テスト等の解説を行う。補習コマは、月・火・水の6限に実施される。履修者はいずれかの時限に出席すること。