シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2024 | 前期 | 金3 | 経済学部 | 庵谷 治男 | オオタニ ハルオ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
本講義の履修後は2年次から始まる演習(ゼミ)の履修を推奨します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
いかなる組織も「何にいくらかかったか」という、いわゆる会計情報を記録・報告・評価することは必要不可欠である。本ゼミでは、組織活動を通じて発生する会計情報に着目し、どのように管理しているのか(How)、何が問題なのか(What)、なぜその問題が生じているのか(Why)という視点から深く考え、問題発見能力および問題解決に向けた思考能力を培うことを目的とする。
受講生の人数にもよるが、基本的にはいくつかのグループに区分し、テキストに沿って各グループによるプレゼンテーションを実施し、それに基づき議論する。とくに、プレゼンテーション(PowerPoint発表×3回)の基礎的能力を養うことを念頭に進める。また、各自で要約レポート(Word1,000字程度×3回)を作成し、文章作成能力も養う。なお、重視することは「正解を導くこと」ではなく、「疑問を持ちその原因を探究する姿勢」および「メンバーとの共感」である。
科目目的
大学での学問の学習に必要な文献および資料の読解、発表、レポート作成等について、グループワークや個人作業を通じて主体的に習得することを目的とする。
到達目標
・現代経済社会に関する知識とそれらを駆使した思考方法・技術を身につけることができる。
・文献を読み込み、自分の考えについて、わかりやすく伝え、討論することができる。
・会計という視点から組織をみることができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:自己紹介、アイスブレイク
第2回 グループワークの説明と準備:テキストの読み方
第3回 図書館講習
第4回 テキスト第1~3章の要約レポート(word)共有、発表(PowerPoint)準備
第5回 発表と質疑応答①:テキスト第1~3章(前半グループ)
第6回 発表と質疑応答②:テキスト第1~3章(後半グループ)、講評
第7回 Word講習
第8回 テキスト第4~5章の要約レポート(word)共有、発表(PowerPoint)準備
第9回 発表と質疑応答③:テキスト第4~5章(前半グループ)
第10回 発表と質疑応答④:テキスト第4~5章(後半グループ)、講評
第11回 PewerPoint講習
第12回 テキスト第6~8章の要約レポート(word)共有、発表(PowerPoint)準備
第13回 発表と質疑応答⑤:テキスト第6~8章(前半グループ)
第14回 発表と質疑応答⑥:テキスト第6~8章(後半グループ)、講評とまとめ
※都合により変更する場合もありますので予めご了解願います。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
パワーポイントでプレゼンテーションを作成するために、授業時間外でもグループのメンバーと作業をする場合があります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | テキストの特定範囲の要約と自分の意見執筆に基づいて評価する |
平常点 | 60 | プレゼンテーションおよび質疑応答に基づいて評価する |
その他 | 10 | 授業への参加度、意欲を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
無断遅刻、欠席、要約レポートの未提出、グループワークへの不参加は他のメンバーに多大な迷惑となるため、厳格に評価・管理します。
授業への参加度、意欲、要約能力、グループへの貢献度、プレゼンテーション能力、質疑応答能力を中心に評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業中にmanabaの活用、パワーポイントの作成、プレゼンテーションを行いますので、PC、タブレット、スマートフォンを持参してください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
エリヤフ・ゴールドラット (著), 三本木 亮 (翻訳)『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』ダイヤモンド社.
※毎授業(講習会を除く)で使用しますので、受講生は全員、テキストの準備をお願いします。
その他特記事項
・グループワークに積極的に関わるという意欲を参加の最低条件とします。
・毎授業(講習会を除く)に、PCなどの端末とテキストを必ず持参すること。