シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ローマ法2 | 2024 | 秋学期 | 他 | 法学部 | 森 光 | モリ ヒカル | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-BL2-002L
履修条件・関連科目等
ローマ法1を受講していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
ラテン語
授業の概要
ローマ法は、民法の原型となった法です。おおむね民法と同じような体系をもちます。その中で、この講義では債権法、特に契約法に焦点をあてます。
科目目的
現代の法制度の成り立ちを振り返る視点をもてるようになる。ローマの法学の思考様式に親しむ。
到達目標
ローマ法の基礎知識を修得すること。またその知識を用いて現行法の成り立ちを分析できるようになること。
授業計画と内容
1. ローマ財産法概観
2. 法律行為 特にmancipatioとstipulatio
3. 問答契約(stipulatio)
4. 売買(1) 売買契約の成立
5. 売買(2) 危険負担
6. locatio conductio概観
7. 賃貸借(1) 賃貸借契約の成立
8. 賃貸借(2) 賃貸借契約の終了
9. 賃貸借(3) 賃借権の物権化、賃料債権の担保
10 請負・雇用
11. 不法行為法1 刑罰と不法行為
12. 不法行為法2 窃盗、強盗
13. 不法行為法3 iniuria
14. 不法行為法4 lex Aquilia
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習・復習を十分にして授業に臨むこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 基礎知識を修得しているか、分析ができているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しない。適宜資料を配布する。
参考文献: ウルリッヒ マンテ(田中・瀧澤訳)『ローマ法の歴史』2008
その他特記事項
特になし