シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2024 | 前期 | 月4 | 経済学部 | 松八重 泰輔 | マツバエ タイスケ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
関連科目・関連分野 経済政策論,基礎ミクロ経済学
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
マーケット・デザインの中のマッチング理論を学ぶ.
結婚問題,学生とゼミのマッチング,学校選択制など身近にある問題を経済学のツールを使って考える.
科目目的
基礎ミクロ・基礎マクロ経済学を学ぶ上での準備やインセンティブを与え,
経済学の学び方を理解する.
到達目標
身近な問題を経済学のツールを使って解決する方法を身につける.
授業計画と内容
第1回. マーケット・デザインとは何かを理解する.
第2回. マッチング理論の歴史を知る.
第3回. マッチング理論の基本設定(安定性)を理解する.
第4回 マッチング理論の基本設定(耐戦略性)を理解する.
第5回. マッチング理論の基本設定(効率性)を理解する.
第6回. 結婚問題を考える.
第7回. 受入方式(ボストン・メカニズム)を理解する.
第8回. 受入留保方式を理解する.
第9回. 家の交換問題を考える.
第10回. トップ・トレーディーン・サイクルメカニズムを理解する.
第11回. 多対1のマッチング問題の設定を理解する.
第12回. 研修医と病院の配属問題を考える.
第13回. 学校選択制問題を考える.
第14回. マッチング理論の現実への応用可能性を考える.
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
マッチング理論は数式の計算より論理能力が大事なので,論理的に物事を考えるようにして下さい.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 出された課題に対して論理的に記述されているかを要求する. |
平常点 | 70 | 自身の発表だけでなく他者の発表に対しても積極的に発言しているか. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
坂井豊貴 藤中裕二 若山琢磨 『メカニズムデザイン』7章 ミネルバ書房 2008年