シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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スポーツと健康1 フィットネス | 2024 | 春学期 | 木2 | 法学部 | 村井 剛 | ムライ ゴウ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-PP1-003T
履修条件・関連科目等
大学の定期健康診断受診者。健康上、運動の実施に問題のない者。トレーニング経験の有無は問わない。学生個別の活動に終始するわけではなく、目標が同一な学生同士で一緒に励ましあったりしながらトレーニングを実施することなども予定しているため、授業時間やルールを遵守し、仲間を思いやることができることを履修条件とする。
自身の身体について、減量や筋肉増量、筋力増加、身体能力の改善・向上、理想の体型の追求などに関して興味を持つ学生の参加を期待する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
自身の身体に関する目標を設定し、授業でのトレーニングデータと体組成データの定期的計測を元に変化を観察していきます。
自分の身体状況を確認する作業からはじめ、改善目標を立てて、その手法を学び、実践していく形で進めていく予定です。
トレーニング施設を用いて、主にフィットネス機器を用いたトレーニングを実施します。
科目目的
授業の中で、民間のフィットネスジムで用意されている各種機器の使用方法とその効果を学び、生涯にわたって活用可能な身体のフィットネスレベルの向上や維持の仕方について体得することを目的とする。
到達目標
14回の授業の中で、各自設定する目標に向かって身体能力の変化や身体組成の改善を狙う。
また、同じ履修者とトレーニングのサポート等もすることで相互関係を築く。
脂肪を減らすためのエクササイズ、筋量を増やすエクササイズ、筋力を増強するエクササイズ、持久力工場のトレーニング、コアトレーニングなどを各自の目標に合わせて実践し、成果を求めていく。
授業計画と内容
フィットネスとは、健康や体力の維持・増進を目標とした適度な運動を行うことであるが、単に運動するだけでは、その目標を達成することは難しい。効果的なフィットネスを実現するためには、健康を科学的な側面から捉え、人の身体と運動のメカニズムを理解することが求められる。そこで本授業では受講生が自らの健康の維持・増進に向けたトレーニングの知識と実践方法を基礎から応用まで体系的に学び、自身の身体をマネジメントする能力を養っていく。
第 1 回 オリエンテーション シラバス記載事項に基づき、授業内容および評価方法を確認する。
第 2 回 目標設定と体組成計測。ウォーミングアップ、クーリングダウン、ストレッチの重要性
第 3 回 静的ストレッチと動的ストレッチそれぞれの特徴について
第 4 回 筋力トレーニングの目的と筋肉が成長する適切な負荷とは
第 5 回 筋肥大を効果的にするトレーニング回数について
第 6 回 マシントレーニング1 ~3 種目フォームチェック・強度設定~
第 7 回 筋力トレーニング時の呼吸と動作スピードについて
第 8 回 マシントレーニング2 ~3 種目フォームチェック・強度設定~
第 9 回 筋力トレーニングにおけるオールアウトの定義と必要な理由
第 10 回 マシントレーニング3 ~3 種目フォームチェック・強度設定~
第 11 回 トレーニング後の栄養摂取のタイミングと摂取すべき栄養素とは
第 12 回 筋発揮の種類とそれぞれの特徴(エキセントリック・コンセントリック)について
第 13 回 自重トレーニング (自宅でもできる自重トレーニング)
第 14 回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
トレーニングデータの蓄積や、食事記録などをスマホアプリなどで管理しながら指導に役立てていく予定。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 45 | 試験ではなく、自身で目標とした数値基準への達成度を測定し評価する。 |
レポート | 10 | レポート課題の内容を評価する。 |
平常点 | 45 | 授業への出席状況・取り組み状況を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
スマートフォンとアプリを使用予定です。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
トレーニング指導に関しては大学運動部のフィジカルトレーニング指導を20年以上、一般市民や高齢者への嘱託指導員としての経歴も持っている。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
フィットネストレーニングに関する授業を実施しながら、身体能力の改善、身体組成の改善について、実務経験に応じた細やかな学生指導ができると考えている。
テキスト・参考文献等
健康スポーツ50講
中央大学保健体育研究所 編
中央大学出版部
ISBN 4805761911
上記の書籍を年間テキストとして使用する。
また、他の情報についてはレジュメ等にまとめて配布する予定。