シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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スポーツと健康1 バドミントン | 2024 | 春学期 | 月1 | 法学部 | 白井 巧 | シライ タクミ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-PP1-003T
履修条件・関連科目等
このクラスは、年間を通じて週1回の授業を実施する通年の授業です。
前期と後期を連続して、同一時限、同一教員で履修します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
その他:留学生や英語で対応する必要がある場合は、適時対応する。
授業の概要
学期の前半は簡易ゲーム。 後半はダブルスの正式ルールを理解した上で、各自でゲームが楽しめることを目指します。
技術習得と同時並行して、学生間でコミュニケーションを取りつつクラスを展開して行きます。
バドミントンの授業は、学生間交流の装置にもなります。
このクラスでは、実際に身体を動かして他者とコミュニケーションを取ることから始まり、
同様に知識や技能を獲得することがクラスの前提となります。
そのために、実際に身体を動かして他者とコミュニケーションを取ることから始まり、
同様に知識や技能を獲得することがクラスの前提となります。
科目目的
授業は、各種基本打法を復習しながら、
その運動理解を助ける説明を加える形で展開して行きます。
春学期に習得した「バドミントンの技」と「他者との関係性」を深めます。
バドミントンはネットを挟んだ相手とのシャトルの打ち合いです。
シャトルの打ち合いを通じて、他者との関係を築いていきます。
シャトルの打ち合いを通じて「自覚的に他者を感じ」、
「新しい仲間と関わりを持とうとする意識や努力」は大学体育の大切なテーマです。
バドミントンを通じた基本的な知識・能力。
それと並行して、主にコミュニケーション力、組織的行動能力、
多様性創発力を修得することを目的としています。
到達目標
このクラスを通じた学びの到達目標は3つ。
1)スポーツのある生活
2)スポーツから広がる他者との関係性の構築
3)心身の健康意識への再確認
授業計画と内容
第 1 回 4月15日 小石川体育館集合(私服)
初回ガイダンス日(授業内容、バドミントンの歴史の変遷の理解)
クラスメートを互いに知る
第 2 回 バドミントンの歴史追体験 バドミントン成立以前の史実を元に歴史体験する
第 3 回 ドライブ、ショートサービス、 簡易ゲーム開始
第 4 回 ヘアピン
第 5 回 ロブ 1 バックハンド 回外動作を学ぶ
第 6 回 ロブ 2 フォアハンド 回内動作を学ぶ
第 7 回 ダブルスゲーム開始1 互いのフォーメーションと安全確認
第 8 回 ダブルスゲーム開始2 コミュニケーションの意味を考える
第 9 回 クリアー1 垂直方向のシャトルへの対応 ショートサービスの技術確認週間
第10回 クリアー2 回内動作習得の復習
第11回 攻撃的な打法と守備的な打法
第12回 スマッシュ 技術の習熟度を個別評価する
第13回 レシーブ 技術の習熟度を個別評価する
第14回 学期を通じて学んだ技とコミュニケーション力を活用した、まとめのダブルスゲーム。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 10 | 習熟度の個別評価: 授業で積み重ねた技の習熟度を、一律ではなく個別に評価する。 |
平常点 | 50 | 毎週の授業コメント 仲間との協働作業 コミュニケーション 取り組み姿勢・意欲 |
その他 | 40 | バドミントンへの気づき 技術の理解 スポーツをすることが前提の服装を毎週準備した上で参加しているか・否か。 体育館用のシューズを持参しているか・否か。 |
成績評価の方法・基準(備考)
【■重要事項1】
★学期を通じて、あなたの教場での不在時間が3回を越えてしまった場合(300分間)、
確実に不合格対象となる。
理由は、このクラスは対面実技を基本としたクラスであり、
教場の授業時間でしか学べない要素を多く含んでいるため。
【■重要事項2】
学期を通じて1回の欠席・遅刻・早退がある場合は、成績がA (90~100)と評価されることはない。
学期の後半になると、すでに通常欠席をしている学生から、
GPAを上げたい理由から無理な相談を受けるケースが毎年発生している。
その相談の前にあなた自身が欠席をしないことである。
加えて、毎週スポーツができる適正範囲の服装で授業に臨むことを、この場で助言したい。
実技実習は、毎週対面実施されることから、体調管理がとても大切である。
今、時代は何でも自由で可能性は無限大である。
しかし、個人の欲望と大学体育の評価は、話が違うことを理解しておくことが肝心だと思う。
【■重要事項3】
近年「見つからなければ良い」と言う価値観で土足で授業に参加する学生が毎学期確実に存在している。
土足での体育館内侵入は、徹底的に良くないことであることを伝え、その場で不合格とする。
この件に関して、一度アドバイスをするとか、減点は存在しない。
その場で不合格を伝える。
このシラバスでの伝達が最後の通知となる。
以上、バドミントン参加にあたり、基本的なことに関する注意点を3つ伝えた。
なぜか?
まだ確証はできないが、現場感覚的に言うならば
1)何でも個人の都合に合わせた解釈でOKの時代性が強くなっている。
2)身体の問題やスポーツ、スポーツ教育を蔑んでいるかのような学生が増加しているのかもしれない。
もし失敗をしても、それはそれで素直に自分で受け入れて生活していきましょう。
人は失敗から暮らしを学ぶことが圧倒的に多いのです。
※ 上記でも述べたが、このクラスでは、
欠席が累積3回(300分間)を越えた時点で、確実に履修資格を失う。
(例:3回欠席+遅刻1回の場合、不合格)
・課題が生じた場合の未提出、実技未受験は、自動的に不合格判定となる。
・自損事故は通常の欠席扱いとなる。
・学期途中で、怪我・病気で授業を長期間欠席しなくてはならない場合は、不合格となる。
上記の理由は、実技実習中心の授業であるため、経験を積んでいないこと(出席不足)に対して、
救済措置を施すことが出来ないため。
※ 公欠に関しては、事後報告でも受け付けるので公欠届を提出すること。
【以下の場合は要注意】
公欠、授業配慮届(法学部事務室発行)、忌引、が合計で3回以上になる場合、
全てを公欠または、配慮扱いとして受け付けることはできない。
理由は、教場での対面クラスが前提であるため、度重なる授業不在に対しては、
ディプロマ・ポリシーとして担保できないため。
■ 授業に関する相談は、ささいな内容でも躊躇なく申し出て欲しい。
適切に対応したい。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
基本的には、授業時間内で技術課題の提示をし、
それを習得する過程において、教員または仲間(経験者)からのアドバイスを通じて、
教場での試行錯誤を通じて課題解決を実施していくことになる。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
・元青年海外協力隊員(モルディブ/バドミントンコーチ)
・ JICA海外協力隊事務局 バドミントン技術専門委員
・(公財)日本体育協会 公認スポーツ指導者 コーチ4
・(公財)日本バドミントン協会国際部員
・ 東京2020オリンピック
Sport for Tomorrow (モルディブ:バドミントン選手・コーチの訪日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002668.html
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・バドミントン授業全般において、専門を活かした幅広い対応ができる。
・その他:学生が世界を学ぶ入り口として、途上国でのスタディーツアー(現地バドミントン協会インターン)に関する具体的な情報提供を助言することができる。
テキスト・参考文献等
参考文献
鵤木千加子.バドミントンの歴史.大修館書店.2022
その他特記事項
★体調不良時は、躊躇することなく医療機関へ行きましょう。
連絡の際は、件名に下記の記入をお願いいたします。
月1限バドミントン 氏名、所属
下記教員アドレスに、具体的な状況を記載してください。
shirai-t@tamacc.chuo-u.ac.jp
■ケガは伝えて下さい
例えば、授業中シャトルが目に当たった、ラケットが顔面に当たった、足をねんざした。
過去に膝の手術をしている、肩関節が外れやすい等がある場合は一言お伝え下さい。