シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 専門演習A2/専門演習B2 | 2026 | 秋学期 | 火3 | 法学部 | 木川 裕一郎 | キガワ ユウイチロウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-OL3-016S,JU-OL4-018S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
木川ゼミでは、秋に、早稲田大学・慶応大学・日大・東洋大学・明治学院大学など関東の大学のみならず、地方の大学を含む15大学18ゼミで構成される合同ゼミに参加し、他大学との交流を図ります(②)。その準備期間以外の時間を民事訴訟法の基礎知識の醸成にあてています(①)。おおよそ、7月~10 月を上記②の準備に充て、それ以外の時間を授業内容①に充てます。
10 月第2週または第3週の週末に、合同ゼミが実施され、他大学の教員が授業内容②の研究成果を確認し、その結果を私の報告します。
科目目的
このゼミでは、体得した法的知識の運用能力の醸成を目的とする。そのために、①二年間で民事訴訟法の基本論点を学習し、かつ②民事訴訟法または倒産法に関する最新の最高裁判例につき、15 校程度の国公私立大学の学生と合同ゼミを実施する。合同ゼミは、テーマ判例につき、分析したうえで、対戦形式で他大学の
学生とディベートする形式により実施される。
到達目標
民事訴訟法に関する研究、発表および討論を通じて、法律学の運用能力を高める。
授業計画と内容
①は、法科大学院の授業用に作成された「コアカリキュラム(民事訴訟法)」に準拠して、
ゼミ員にレジュメの作成と発表をしてもらう。レジュメ作成と発表は、2名ひと組で担当す
る。
コアカリキュラム:http://www.congre.co.jp/core-curriculum/result/pdf/minji02.pdf
②は、発表されるテーマ判例につき、7月に4名ひと組で担当する判例を決定する。夏休み中の8月
下旬に判例・学説の概要説明書(A4・6枚程度)を提出する。9月に各大学に対して判例に関
する分析・説明の担当および判例に対する立場の指定があるので、これに従って9月下旬ま
でにレジュメおよびパワーポイントを準備する。10月中にディベートのデモンストレーショ
ンを実施し、本番に備える(なお、合同ゼミの日程は5月ごろに決定されるので、以上の予定は微修正が必要となる可能性がある)。
第14回 合同ゼミテーマ判例①発表・合同ゼミテーマ判例②発表
第15回 合同ゼミテーマ判例③発表・合同ゼミテーマ判例④発表(合同ゼミの日程次第で、第14回および/または第15回は、授業開始前の9月中旬に実施することがある)
第16回 合同ゼミテーマ判例①に関する学説の発表・合同ゼミテーマ判例②に関する学説の発表
第17回 合同ゼミテーマ判例③に関する学説の発表・合同ゼミテーマ判例④に関する学説の発表
第18回 合同ゼミテーマ判例①に対する自説の発表・合同ゼミテーマ判例②に対する自説の発表
第19回 合同ゼミテーマ判例③に対する自説の発表・合同ゼミテーマ判例①に対する自説の発表
第20回 合同ゼミ事前準備
第21回 合同ゼミ
第22回 合同ゼミ反省会(第20回~第22回は、合同ゼミ合宿中に実施する)
第23回 コアカリキュラム第4章第1節前半
第24回 コアカリキュラム第4章第1節後半
第25回 コアカリキュラム第4章第2節前半
第26回 コアカリキュラム第4章第2節後半
第27回 コアカリキュラム第4章第3節第1款~第3款
第28回 コアカリキュラム第4章第3節第4款~第6款
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。 ・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | ①との関係で、発表に際して用意されたレジュメが必要な文献を網羅しているか、文献の内容を分かりやすく表現しているかにより評価する。②との関係で、合ゼミのための準備に積極的に関与していたかにより評価する。 |
| 平常点 | 50 | 発表時の質疑応答が適切に行われていたかにより判断する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
①との関係で、発表が指定されていたにも拘わらず、当日に欠席する者は、予め他のゼミ生に発表を依頼しておくこと。②tの関係では、合同ゼミに参加しなかった学生には単位を付与することができない点に注意されたい。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
2009年より、現在まで、年間に200件程度の弁護士が関与する事件(事案)につき、依頼人の利益という立場から、弁護士による業務遂行が適正かを審査する業務を担当している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を前提に、民事訴訟内外における紛争解決に向けた法的手法について、そのポイントを明確にする。
テキスト・参考文献等
①は、法務省ホームページのコアカリキュラム民事訴訟法(http://www.congre.co.jp/core-curriculum/result/pdf/minji02.pdf)に従って進める。
教科書として、伊藤眞『民事訴訟法(最新版)』〔有斐閣〕または上田徹一郎『民事訴訟法(最新版)』〔法学書院〕を推薦する。ゼミでは、比較的頻繁に改定が実施されている「前者」を基本教科書とする。法曹志望以外の者は、高価なので同書を購入する必要はなく、図書館で借りて使用すればよい。
②については、テーマ判例に関する文献を丹念に収集・整理し、理解すること。文献の収集については、ゼミ員で協力すること。文献の検索には、法学部図書館にある汎用システム「法律・判例文献情報」、「判例体系」を活用すること。