シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生涯スポーツ実習 スノーボード/生涯体育C スノーボード | 2024 | 秋学期複数 | 火4 | 法学部 | 蓬郷 尚代 | トマゴウ ヒサヨ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HS1-001P
履修条件・関連科目等
大学の定期健康診断受診者で、健康上、運動の実施に問題のない者。
実習時の共同生活では仲間と協調して友好的に取り組める学生を履修条件とする。
スノーボード経験の有無は問わない。
宿泊先において実習をすることが学習メインとなるため、キャンパス内のみでの授業完結にならない点に注意してほしい。
「生涯スポーツ実習 / 生涯体育C スキー」と同時履修はできないので注意すること(集中授業の実習期間が重複する可能性があるため)。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業は、秋学期+集中(ゲレンデ実習)の形式で実施し、単位認定の条件として双方への参加が必要である。
「生涯スポーツ実習 / 生涯体育C スキー」と同時履修はできないので注意すること(集中授業の実習期間が重複する可能性があるため)。
経験の有無は問わないが、それぞれの技術レベルにおいて真剣に取り組むことが重要であり、それによってスポーツが持つ爽快さの経験と共に健康の一助となることを理解し実践できるようになる。
秋学期は毎週14回の授業でゲレンデ実習の概要説明も併せつつ、体育館でバランストレーニングやさまざまなスポーツを通して履修者同士のコミュニケーションをはかりながら、スノースポーツへの理解とゲレンデで安全に滑走するためのルールなどを学ぶ。
秋学期試験期間終了後、1月下旬から2月上旬に長野・新潟方面スキー場での実習(3泊4日)を実施し、その双方の出席で単位認定となる。
実習では3泊4日の共同生活となるため、規則正しい生活はもちろんのこと、体調管理には十分気をつけ、同室内でお互いが気持ちよく過ごせるための工夫が必要となる。
※参加上必要となる経費について
・現地までの往復交通費
・宿泊費(食費含む)
・保険代
・リフト代
・スノーボードレンタル一式(必要な場合)
・ウェア・小物レンタル(必要な場合)
科目目的
スポーツ実践を通して、社会人としての責任を全うするにふさわしい健康・体力を維持・管理するための方法を身につけること、主体的に運動やスポーツを実践する能力、他人やルールを尊重する姿勢を身につけることを目的とする。
到達目標
世界共通の文化であるスポーツ(スノーボード)を通して、
1)スノーボードに関する理論・技術・安全管理を学ぶ
2)スノースポーツ実践者としてのリテラシーを身につける(用具の正しい扱い方およびゲレンデでのマナーを理解し実践する)
3)周辺地域の自然環境や文化への理解を深める
4)健康を維持し、体力の向上をはかるとともに、生涯スポーツとしてのスノースポーツを楽しむ能力を養うことができる
5)集団生活を通して仲間作りや社会性を育む
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(授業の概要・注意点)
第2回 アイスブレイク
第3回 マルチスポーツAによる基礎運動
第4回 マルチスポーツAによるグループワーク
第5回 マルチスポーツAによるゲーム
第6回 マルチスポーツBによる基礎運動
第7回 マルチスポーツBによるグループワーク
第8回 マルチスポーツBによるゲーム
第9回 バランストレーニングの基礎
第10回 バランストレーニングの発展
第11回 バランストレーニングの応用
第12回 スノーボードの用具の理解
第13回 自然環境のなかでおこなうスポーツの理解
第14回 総括・実習ガイダンス
<集中授業>
第15回 技能レベル別班分け
第16回 スキー場での行動規範
第17回 リスク管理
第18回 スノーボード用具特性の理解
第19回 ゲレンデやスノーボードで用いられる用語の理解
第20回 ゲレンデでのマナー1:他者への配慮とスピードコントロール
第21回 ゲレンデでのマナー2:追い越し・合流・滑り出し
第22回 ゲレンデでのマナー3:コース内での立ち止まり・歩行時の注意
第23回 安全に斜面を降りる技術:サイドスリップ
第24回 フォールラインへの対応技術:ストレートランニング〜ストップ
第25回 リズムを制御する技術:スリップ to スリップ
第26回 ターンシェイプを制御する技術:ミドルターン、ショートターン
第27回 総合滑走能力
第28回 総括・レポート課題
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 課題の完成度 |
平常点 | 60 | 授業参加状況や提出物による授業への貢献度 |
その他 | 20 | 授業への取り組む姿勢や積極性、役割分担などに対する貢献度 |
成績評価の方法・基準(備考)
秋学期(小石川キャンパス)+集中(ゲレンデ実習)の形式で実施し、単位認定の条件として双方への参加が必要である。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて配布する
<参考文献>
※教員の説明を受けてから購入すること(学期当初に準備を済ませておく必要はない)
・全日本スキー連盟編,「日本スキー教程 安全編」,山と渓谷社、2018年
・全日本スキー連盟編,「日本スノーボード教程 トータルスノーボーディング」,山と渓谷社,2018年
その他特記事項
1)体育館では運動に適した服装とシューズを必ず持参すること(許可なく運動に適さない服装での参加は認めない)。
2)体調管理に努め、心身ともにスポーツを実施するにふさわしい準備をして参加すること。
3)水分補給を怠らないこと。
4)実技授業における感染症対策を守ること。
<ゲレンデ実習における注意事項>
1)宿泊先において食物アレルギー等への対応はできない
2)用具は各自で購入するか、レンタルすること(レンタルを希望する場合は宿泊先にて斡旋する)
3)感染対策も含め、グローブやゴーグルなど直接肌に身につけるものは個人で準備すること
4)スノーボード特有の怪我防止のためヘルメット必携(レンタルあり)、滑走時のサングラスを禁止とする(ゴーグル着用を強く推奨する)
体調不良やその他の理由で実習欠席の場合、単位取得は困難となります。また、体調不良のまま無理をして実習先に来た場合は他の履修者への感染リスクもあるため、帰宅を命じる可能性がありますので体調管理には特に注意してください。
■授業の工夫■
実習を主体的に取り組んでいただくために、スノースポーツに関連したフィールドワークを取り入れています