シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康・スポーツ科学B(スポーツ法) | 2024 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 高橋 駿、松本 泰介、山本 衛 | タカハシ シュン、マツモト タイスケ、ヤマモト マモル | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HS2-006L
履修条件・関連科目等
日常的に目にするスポーツの事例と法との関わりについて、考えてみたい学生であれば誰でも歓迎する。労働法、独占禁止法、仲裁法といった個別法に関わる事項も取り上げるが、未修者を前提に説明するので、履修の有無は問わない。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日常的に目にするスポーツと法が関わる事例を題材として取り上げ、法的なものの考え方や個別の法律科目の知識・考え方を学びます。
科目目的
スポーツの事例を題材に、これまで学んできた法的なものの考え方や個別の法律科目の知識・考え方をあてはめることで、法的思考力や事象を見る上でのバランス感覚を養い、法律学習への興味・関心を高める。
到達目標
スポーツの事象に対し、法的な考え方をあてはめられるようになる。
ガバナンス、インテグリティ、スポーツ仲裁といった用語について説明できるようになる。
授業計画と内容
⑴イントロダクション~スポーツローヤーのお仕事~
⑵スポーツ法とは?スポーツ団体の自治とグッド・ガバナンス
⑶スポーツ選手と人権
⑷スポーツ紛争の解決(裁判、仲裁)
⑸スポーツ制裁をめぐる問題
⑹スポーツの安全をめぐる問題
⑺スポーツ・インテグリティ①(暴力・ハラスメントの防止)
⑻スポーツ・インテ グリティ②(アンチ・ドーピング)
⑼スポーツ・インテグリティ③(八百長・賭博)
⑽スポーツビジネスと知的財産権
⑾ eスポーツと法的問題
⑿団体スポーツ選手の活動と法実務
⒀個人スポーツ選手の活動と法実務
⒁講義のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に講師が指定するテキストの頁、参考文献等を参照してくることが望ましい。テキストのうち、各回のテーマで授業では触れられていない箇所を復習することが望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 構成力、分析力、論理性、説得力 |
平常点 | 30 | 授業中のリアクションペーパー |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
弁護士(取扱領域:スポーツ仲裁、アンチ・ドーピング、セーフスポーツ、その他のスポーツ法)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
守秘義務に反しない範囲で、扱った事案の内容や経験を提供する。
テキスト・参考文献等
テキストとして以下のものをあげる。
日本スポーツ法学会編 標準テキスト スポーツ法学(第3版)(エイデル研究所、2020年)ISBN:9784871685801
サンプル
https://www.eidell.co.jp/books/wp-content/uploads/sports_law_mihon.pdf
manabaを通じて、適宜参考文献、資料を配布する。