シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合講座1 情報技術と未来 | 2024 | 春学期 | 火4 | 法学部 | 岡田 大士、四方 光、下岡 光一、高橋 智子、樋笠 尭士、宮崎 伸一 | オカダ ダイシ、シカタ コウ、シタオカ コウイチ、タカハシ トモコ、ヒカサ タカシ、ミヤザキ シンイチ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-IF1-003L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は法学部専任教員・兼任教員複数でのオムニバス形式で講義を行う。前半は「過去」すなわち情報技術・サービスの前提を確認する。中盤ではそれらが展開した形での「現在」のインターネットやコンピュータの仕組み、それらを活用して展開される医療や先端技術を知る。そして後半にはサイバー犯罪など新しい技術がもたらす社会的課題を展望する。
科目目的
●この科目は、法学部総合教育科目のカリキュラムのうち、総合B(総合講座)に位置付けられている。この科目の学習を通して、法学部で学ぶものに求められる「批判的・創造的態度」および「広く深い教養に裏打ちされた理性的態度」をやしない、各学科の学習に資する深い教養を身にるけることを目的とする。
●我々の社会は、コンピュータ機器やインターネットといった情報機器、様々な技術とそれを利用したサービスによって日々変化している。また、インターネットの世界を悪用するようなサイバー犯罪も目にするようになった。本総合講座では、これらの技術やサービスの特徴から高度情報化社会と呼ばれるものの過去・現在を知り、未来の課題を展望することを目的として開講する。
到達目標
履修者諸君には、法学部で学ぶものに求められる「批判的・創造的態度」および「広く深い教養に裏打ちされた理性的態度」として、情報技術や関連するサービスの特徴から高度情報化社会と呼ばれるものを理解し、その過去・現在・未来を展望できるようになることを希望する。
授業計画と内容
1.(4/9)ガイダンス(全員)・インターネットの成り立ち(岡田)
2.(4/16)暗号の世界(下岡)
3.(4/23)インターネット時代の暗号(下岡)
4.(5/7)自動運転の過去と現在(岡田)
5.(5/14)AIができること(岡田)
6.(5/21)神経生理機能の情報化(宮崎)
7.(5/28)AIは精神疾患を診断できるか(宮崎)
8.(6/4)コンピュータ技術とAI(高橋)
9.(6/11)ロボット技術とAI(高橋)
10.(6/18)サイバー犯罪の現状(四方)
11.(6/25)サイバー犯罪に係る刑事法の課題 (四方)
12.(7/2)自動運転と法・倫理の役割 (樋笠)
13.(7/9)AIの責任とAI倫理-ELSIと新興技術-(樋笠)
14.(7/16)全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | ・6名の担当教員から指示があるので、それぞれの担当教員にレポートを提出すること。(履修者は履修期間中に、レポートを全6通提出することになる) |
成績評価の方法・基準(備考)
・レポートの内容は、各担当教員の授業内容を踏まえたものとすること。
・レポートにインターネットからの大幅な引用が発見された場合は大幅な減点評価を行うことがあるので注意されたい。
・他の履修者とのレポート内容の共有が発見された場合は、共有した・されたを問わず大幅な減点評価とするので注意されたい。
・担当教員によっては、授業実施回ごとの小レポートに置き換える場合がある。その場合はmanabaにて連絡する。
・生成AIの補助を得てレポートを作成した場合、下記のリンク先にある「中央大学の教育課程における「生成系AI」利用上の留意事項」に準ずる対応をする予定である。なお、生成AIへの対応は今後も変化する可能性があるので、第1回の授業で改めて説明する予定である。
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/generative_ai/attention/
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
各回の担当教員が参考資料を配布するので、学習に役立ててほしい。