シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語1・5 Reading (Advanced)/英語(Ⅰ)・(Ⅴ) (Advanced) | 2024 | 春学期 | 火3 | 法学部 | 一政 史織 | イチマサ シオリ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-001M,JU-EN2-005M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代アメリカ史とアメリカ文化、多文化主義を紹介するテキストを精読、速読します。
授業で使う教科書Multi-ethnicity in America: Writers on Americaは、アメリカ合衆国政府国務省が編集したWriters on America をテキストにしたもので、リーディング、リスニング、ライティング、ディスカッションスキルなどが学べる構成となっています。原書は、アメリカの作家や詩人が寄せたエッセイ集なので、教科書の文章は洗練されており、章によっては英文の難易度が少し高く感じられるかもしれません。しかし、その内容には、現代アメリカの政治、社会、文化への考察や、作者の体験と重ね合わせたアメリカの歴史への批判的視座など興味深い論点が盛り込まれており、英語を学びながら、現在の問題につながるアメリカ社会の課題や人々が抱く希望を知ることができます。
授業は、テキストにしたがってすすめます。授業では、構文や文法事項の確認、内容理解、訳読などの作業を行い、読解力を伸ばしていけるようにします。社会、政治、国際関係、地理、文化などについて書かれた英語の文章を読み、さまざまな語彙や表現を学んでいきましょう。各章には、ディスカッションやリスニングのセクションもありますので、英語の聞き取りをしたり、論旨や必要な情報を正確かつ素早く把握し、情報を体系立ててまとめたり、英語で自分の意見を表現したりする作業も随時取り入れていきます。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構築することができる能力を身につける。
到達目標
学生の教養に資する、論理的な思考力が求められる英語の文章をとりあげ、テクストがどのような 文脈で書かれているのかを必要に応じて自ら調べて補いながら、正確に読み解く能力を養う。より専門的な語彙や難易度の高い語彙、文法的に複雑な文、レトリックを含む文章を、文章構造も意識しな がら、理解することができるようにする。
授業計画と内容
春学期授業計画]
第1回 授業紹介、ガイダンス
第2回 Chapter 1 “An American Milk Bottle” by Charles Johnson:
A memoir of an African American Family (Word and Phrase Usages, Reading)
第3回 Chapter 1 “An American Milk Bottle” by Charles Johnson
(Reading, vocabulary check and Comprehension check)
第4回 Chapter 1 “An American Milk Bottle” by Charles Johnson
(Listening practice, After Reading)
Chapter 2 “This Crutch That I Love” by Naomi Shihab Nye:
Possibilities explored by her parents
(Pre-reading activities, Reading)
第5回 Chapter 2 “This Crutch That I Love” by Naomi Shihab Nye
(Reading, vocabulary check and Comprehension check)
第6回 Chapter 2 “This Crutch That I Love” by Naomi Shihab Nye
(Listening practice, Discussion and Column)
第7回 Chapter 3 “For Life’s Sake” by Linda Hogan:
The spirituality of Native Americans (Word and Phrase Usages, Reading)
第8回 Chapter 3 “For Life’s Sake” by Linda Hogan:
(Reading, vocabulary check and Comprehension check)
第9回 Chapter 3 “For Life’s Sake” by Linda Hogan
(Listening practice, Discussion and Column)
Chapter 4 “Both Sides of the Border” by Mark Jacobs:
Experiencing the different cultures (Pre-reading, Reading)
第10回 Chapter 4 “Both Sides of the Border” by Mark Jacobs:
(Reading, vocabulary check and Comprehension check)
第11回 Chapter 4 “Both Sides of the Border” by Mark Jacobs:
(Listening practice, Discussion and Column)
第12回 Discussion and Writing
第13回 Review (Chapter 1~4)
第14回 授業のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うことが求められます。
教科書は必ず入手し、次回の範囲について、指示された方法で予習(英文を読んでくる、下調べをする、問題を解くなど)をしてきてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 学期末に行う対面形式の期末テスト |
平常点 | 60 | 授業への参加、授業内で行う演習や課題への取組み、発表、授業への貢献等 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ペアやグループワーク時に、Google Document, Google Form等を利用して、共有ドキュメントに書き込んで協働学習をします。インターネットを利用して、トピックや学習に関連する英語のビデオを視聴し、リスニング等の学習を行う場合があります。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
1. テキストについて
Editors: Hiroko Homma and Fumiko Sato(本間裕子、佐藤文子編)
Title: Multiethnicity in America: Writers on America(『読解総合:多民族のアメリカ』)
Publisher: Eihosha (英宝社) ISBN: 978 4 269 16042 2 (1900円+税)
2.その他注意事項
教科書は購入してください。教科書と英和辞典(または英英辞典)を必ず毎回授業に持ってきて下さい。辞書は、電子辞書がおすすめです。(スマートフォンに入れた辞書アプリ等も可とします。)