シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語1・5 Reading (Upper-Intermediate)/英語(Ⅰ)・(Ⅴ) (Upper-Intermediate) | 2024 | 春学期 | 金4 | 法学部 | 石渕 理恵子 | イシブチ リエコ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-001M,JU-EN2-005M
履修条件・関連科目等
今の自分の英語読解力を一段階レベルアップしたいという意欲、長めの英文(1000語程度)を辞書を使いながらじっくり読み解く根気、世界が抱える諸課題への強い関心がある学生を歓迎します。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、The New York Times、The Washington Post、The Guardianなどの英米のクオリティペーパー(高級紙)の上質な英語を読み、一段上の読解力と思考力を養います。 扱う予定のテーマは、環境問題、ジェンダー、人種、貧困、テクノロジーなど多岐にわたり、これらに関する自分の意見を適切な英語で発信する力も養います。
教科書は『Stories of the World We Live in : Unpacking Global Issues from Leading Newspapers/クオリティペーパーで読む私たちが生きる世界』(金星堂 2024)を使います。教科書全体は6つの動詞カテゴリー(1. COMMUNICATE / 2. WORK / 3. DIVERSITY / 4. SURVIVE / 5. SUSTAIN / 6. INNOVATE )に分かれており、「はじめに」では、これらのカテゴリーは「記事が扱うテーマが今現在も「動いている、変化している」事象であることを象徴して」いると書かれています。収録されている英語記事には「この躍動する世界で起こる一つ一つの出来事や問題の奥」にある「関わる人々が織りなす無数の「ストーリー(物語)」(同上より抜粋)が含まれています。
これらの英語記事をじっくり読み、段階的に作られた多様な演習問題を解いていきます。グループワークも取り入れながら、学生が世界で今起きている出来事に視野を広げ、共に考える機会を様々な手法で提供していきます。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構 築することができる能力を身につける。
到達目標
学生の教養に資する、英語学習者向けに編纂された文章や、履修者のレベルに合った文章をとりあ げ、授業内で適宜与えられる背景的情報を用いながら英文を正確に読み解く能力を養う。より幅広い 語彙力を身につけ、文脈に応じて単語の多義的意味を判断しながら、文法的知識をより複雑な文章読 解に応用することができるようになる。
授業計画と内容
第1回:イントロダクション
第2回:Chapter 1 No Phones, No Apps, No Likes (前編)
第3回:Chapter 1 No Phones, No Apps, No Likes (後編)
第4回:Chapter 2 Disappearing Languages (前編)
第5回:Chapter 2 Disappearing Languages (後編)
第6回:Chapter 3 Can we Communicate with Animals? (前編)
第7回:Chapter 3 Can we Communicate with Animals? (後編)
第8回: Chapter 4 Escape from Burnout (前編)
第9回: Chapter 4 Escape from Burnout (後編)
第10回:Chapter 5 Bringing Middle Eastern Beer to New York (前編)
第11回:Chapter 5 Bringing Middle Eastern Beer to New York (後編)
第12回:Chapter 6 The Runner Who Took a Stand (前編)
第13回:Chapter 6 The Runner Who Took a Stand (後編)
第14回:まとめ
※授業の進捗を確認しながら、適宜スケジュールを変更する可能性がある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 教科書で学んだ知識とその応用力を問う問題 |
平常点 | 50 | ・予習への取り組み ・積極的な授業態度(グループワークやディスカッション等を含む) ・小テスト ・課題 ・リアクション・ペーパー など |
成績評価の方法・基準(備考)
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Kyoko Horie, Harumi Go, and Geoffrey Tozer,
『Stories of the World We Live In : Unpacking Global Issues from Leading Newspapers
/ クオリティペーパーで読む私たちが生きる世界』(金星堂 2024)
ISBN:978-4-7647-4198-0
その他特記事項
◾️授業の工夫◾️
この授業では、受講生の皆さんに自身の授業の理解度を確認してもらうため、各章が終わるごとに小テストを実施し、解答・答え合わせを行います。