シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語1・5 Reading (Upper-Intermediate)/英語(Ⅰ)・(Ⅴ) (Upper-Intermediate) | 2024 | 春学期 | 土4 | 法学部 | 安藤 和弘 | アンドウ カズヒロ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-001M,JU-EN2-005M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
一般教養書から材を取り、英文読解のより高度な技術を学ぶ。特に論理的に精確に読むことに重点を置く。取り上げる材料は、平素我々は気づくことはないが、意外なところにひそむ我々人間の行動様式とその意味について探索する、大変興味深い書物からの抜粋である。授業は演習形式で行い、受講者諸君に英文の解説を順番にしてもらう。教員は、受講者諸君の英語力を把握し、自力では読みこなせないであろうと思われる箇所についてだけ解説をするので、受講者諸君は予習でしっかりと英文を読み、自分は自力でここまでは読み解くことができるが、ここから先はできないという線引きをした上で、授業に臨む。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構 築することができる能力を身につける。
到達目標
学生の教養に資する、英語学習者向けに編纂された文章や、履修者のレベルに合った文章をとりあ げ、授業内で適宜与えられる背景的情報を用いながら英文を正確に読み解く能力を養う。より幅広い 語彙力を身につけ、文脈に応じて単語の多義的意味を判断しながら、文法的知識をより複雑な文章読 解に応用することができるようになる。
授業計画と内容
第1回: イントロダクション
第2回: Introduction
第3回: The Language of the Body: The Standing Ape (1) 前編
第4回: The Language of the Body: The Standing Ape (2) 中編
第5回: The Language of the Body: The Standing Ape (3) 後編
第6回: The Language of the Body: The Standing Ape (4) 最終編
第7回: The Language of the Body: Body Language (1) 前編
第8回: The Language of the Body: Body Language (2) 後編
第9回: The Language of the Body: Language Unifying the World
第10回: The Hunting Ape: The Wolf-Ape
第11回: The Hunting Ape: Division of Labour (1) 前編
第12回: The Hunting Ape: Division of Labour (2) 後編
第13回: The Hunting Ape: Hunting of Today
第14回: 総括(この学期、何を学習したのかの確認)
(以上は予定であり、ある程度の変更はありえる。)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習について。毎回、前の回に指定された範囲の英文を十分に読み込んでおくこと。上記「授業の概要」に記したように、自力では読み解くことができない箇所を明確に絞り込んでおくこと。
復習について。授業時に取ったあれこれのメモをノートに整理整頓すること。
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 学期の終盤に行われるテスト。学期に取り上げた英文がどれだけ理解できたかを包括的に評価する。 |
平常点 | 30 | 予習の周到さ、授業時の集中度と発言内容の実質度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
以上の配点は受講者数が30+の場合を想定したもの。そこから大幅に増減がある場合は変更の可能性がある。その場合は受講学生数がおよそ確定した時点で教室で通知する。
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト(生協で購入すること):
Desmond Morris
The Human Animal(『人間と行動』)
成美堂
ISBN: 9784791912612
¥1,600(税抜き)
その他特記事項
高度な英文読解技術を身につけたいという明確な動機づけがある学生諸君のための授業である。現時点での英語力は問わないが、向学心があることは履修の条件となる。
このシラバスには書かれていないながら、受講する上で知っておくべき事柄について、初回の授業で詳細に説明をするので、欠席をしないこと。
教員への連絡は、案件が授業にかかわる場合は授業時間の前後に教室でする。教材の内容についての質問は、受講学生全員に回答を教員はせねばならないので、個別には応じない。
案件が授業内容とは関係がなく、かつ純然たる私事にかかわるものである場合に限り、メールでakazuhiro002v@g.chuo-u.ac.jpまで連絡をすること。その場合は件名を明記し、差出人名を本名に設定する。回答を要すると判断するメールに教員は返信をする。
なお、やむを得ない理由で欠席をする場合、事前に教員への連絡は不要であり、後日、欠席理由を証明する文面なりを提示・提出すること。