シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語2・6 Reading (Advanced)/英語(Ⅱ)・(Ⅵ) (Advanced) | 2024 | 秋学期 | 月5 | 法学部 | 三好 みゆき | ミヨシ ミユキ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-002M,JU-EN2-006M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
英語圏の読者を想定して書かれた学術的な内容をもつ比較的平易な書物を、構文、文法、語彙、論旨の展開などに十分注意を払いながら、丁寧に精読してゆきます。基本的には英文和訳のトレーニングによって、ことばと理屈を鍛える授業です(日本語に訳す作業を望まない方には向かないでしょう)。
春学期・秋学期をとおして講読する本は、英国の定評ある入門書シリーズA Very Short Introductionの中のEmotion(第2版)です。心理学、文化人類学、神経科学などの知見を基に、感情(情動)は、生得的で普遍的なものなのか、社会的・文化的に構成され後天的に習得されるものなのか、非合理的で理性を邪魔するものなのか、意思決定などにおいて重要な機能を果たしているのかなどが論じられています。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構 築することができる能力を身につける。
到達目標
学生の教養に資する、論理的な思考力が求められる英語の文章をとりあげ、テクストがどのような 文脈で書かれているのかを必要に応じて自ら調べて補いながら、正確に読み解く能力を養う。より専 門的な語彙や難易度の高い語彙、文法的に複雑な文、レトリックを含む文章を、文章構造も意識しな がら、理解することができるようにする。
授業計画と内容
第1回:ガイダンス
第2回:第4章 The head and the heart (The mental spotlight)
第3回:第4章 The head and the heart (Emotion and memory)
第4回:第4章 The head and the heart (Judging people and evaluating arguments) (前半)
第5回:第4章 The head and the heart (Judging people and evaluating arguments)(後半)
第6回:第4章 The head and the heart (The neural basis of empathy)(前半)
第7回:第4章 The head and the heart (The neural basis of empathy)(後半)
第8回:第5章 The computer that cried(序)
第9回:第5章 The computer that cried (Emotions and action selection)(前半)
第10回:第5章 The computer that cried (Emotions and action selection)(後半)
第11回:第5章 The computer that cried (Could robots have feelings?)(前半)
第12回:第5章 The computer that cried (Could robots have feelings?)(後半)
第13回:Afterword: The heart has its reasons
第14回:秋学期のまとめ
上記の進度および取り上げる章や節はあくまでも現時点での予定です。開講時にもう少し詳しい予定を発表するとともに、クラスの様子を見ながら進度を調整したり、取り上げる章や範囲を変更したりします。翌週の授業で読む範囲等については、授業の最後およびmanabaのコースニュースでお知らせします。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 読解力をみる筆記試験(長文総合問題、英文和訳など)を行い、知識・技能の定着度や若干の応用能力で評価する。 |
平常点 | 50 | 小テストおよび発表などによって、予習への取り組みとその段階での理解度、授業への取り組み具合などを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
Dylan Evans, Emotion: A Very Short Introduction, Second Edition (Oxford: Oxford University Press, 2019) ISBN 978-0-19-883440-3
少なくとも学習用の英和辞書を1冊手元に置くこと(これまで使っていたものでよいし、また紙の辞書でも電子辞書でもアプリ辞書でもよいが、信頼できる辞書を丹念に引くことが大切だと考えます)。
その他特記事項
この授業では予習が大切であると考えているため、授業の冒頭でmanabaを用いて小テスト(参照可)を実施し、予習の状況を確認します。そして答案は翌週返却し、解答例・解説はmanabaで公開しますので、復習に役立ててください。
担当教員に連絡したいときは上記のアドレスにメールを送るか(その際は件名および氏名と受講クラスを明記のこと)、もしくはmanabaの個別指導(コレクション)の機能をつかって連絡してください。