シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特殊講義(格差の政策学) | 2025 | 後期 | 水3 | 総合政策学部 | 井田 克征、川崎 一泰、堤 和通 | イダ カツユキ、カワサキ カズヤス、ツツミ カズミチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-IF1-0005
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
グローバル化する現代社会において,人々の間の格差が深刻な問題となっている。富裕層と貧困層の格差は拡大・固定化され,後者にはさまざまな犠牲を強いるとともに,政治システムや社会そのものを脅かしている。本科目は人類の生存を困難にするさまざまな格差のありようを理解した上で,そうした格差の問題をいかなる道筋によって解決へ向かわせるべきかという問題を検討するものである。
本科目では格差という問題系を,1.経済的格差,2.権利の格差/社会的格差,3.文化的格差という三つの側面からとらえて,それぞれ検討する。個々の問題系を検討する際には,具体的な現代社会の事例を取り扱い,その背後にある諸要因・メカニズムを学ぶとともに,学際的な視点に基づく分析概念や理論を学んでいくことになる。
科目目的
現代社会の様々な格差のありようについて、その実態の把握と問題解決の模索に政策と文化の複眼的思考がどのように寄与するのかを明らかにする。講義で学んだことを履修者各自が追跡調査し、後半の週で、成果報告を行うことで、複眼的思考による学修のありかたを履修者間で共有し各自にとって確実なものとする。
到達目標
格差についてその実態の把握と問題解決について、政策と文化の複眼的思考からどのようなアプローチが可能であるのかを知る。
授業計画と内容
講義初回には格差,不平等に関するイントロダクションが行われる。
そして第二回以降は,格差の三つの位相に対し,それぞれ4週の授業が割り当てられることになる。それぞれまず最初の週に総論的な講演(80分),そして次の週には政策系,国際系それぞれの見地から見た各論的な講義(40分×2)が行われる。これらの講義を下敷きにして,第三週目には履修者がみずからトピックを選択して,資料等にあたって追跡調査を行う。
そして第四週目には,この調査結果のプレゼンテーションと全員によるディスカッションが行われる。
格差の三つの位相に対して,上記の四週からなるプロセスを三回繰り返した後,授業の最終週にまとめの講義が行われる。
出席者には,ディスカッションとグループワークに積極的に携わることが求められる。そして履修者の興味と関心,授業の理解度などに応じて授業の内容は大幅に変更されることがある。
1 序論:政策と文化からみる格差
2 「経済的格差を考える」講演
3 「政策系からみた経済的格差(40分)」「国際系からみた経済的格差(40分)」講義
4 経済的格差に関する調査指導とグループワーク
5 プレゼンテーションとディスカッション
6 「権利の格差を考える」講演
7 「政策系からみた権利の格差(40分)」「国際系からみた権利の格差(40分)」講義
8 権利の格差に関する調査指導とグループワーク
9 プレゼンテーションとディスカッション
10 「文化的格差を考える」講演
11 「政策系からみた文化的格差(40分)」「国際系からみた文化的格差」講義
12 文化的格差に関する調査指導とグループワーク
13 プレゼンテーションとディスカッション
14 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前ないし事後にテキストや配布資料をきちんと読み込んで,講義の内容を把握しておくこと。また担当教員の指導にもとづいて,追跡調査やプレゼンテーションの準備を進めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
その他 | 100 | 授業内で行われるグループワーク,プレゼンテーション,ディスカッションなど |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜配布,指示する。