シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語2スポーツ推薦クラス/英語(Ⅱ)スポーツ推薦クラス | 2024 | 秋学期 | 水2 | 法学部 | 中村 文紀 | ナカムラ フミノリ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-002M,JU-EN2-006M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スポーツと英語は密接な関係にあります。国際大会は英語で運営され、異なる国々から集まる選手同士も英語で話すことが多いです。報道も日本語よりも英語の方がはるかに幅広く存在します。英語が使えるようになれば、今よりもはるかに幅広い可能性を広がるでしょう。
さらに、スポーツと英語学習は似ています。まず両方、基本がとても重要です。また、理論と実践のバランスが大切で、理論的に正しい動作を意識的に確認し、それを繰り返し練習することで、初めて使えるようにするところも似ています。この授業でもこの共通点を活かしながら授業運営していく予定です。
この授業では、英語力の基礎である英文法を復習し、リーディングや作文で使えるような形で再構成することを目的としています。また文法については身の回りのことがらについて話したり、聞いたりする練習をすることで正しい反射が身につくようにする予定です。
科目目的
この授業の目的は、高校までの英文法を復習することで、英語を感覚ではなく英語の知識を使って正確に読み書きできるようになることです。さらに自分で英語力を伸ばしていくと時に必要になる最低限の知識を確実に獲得することも目指します。この知識には、英文法の知識や文法用語だけではなく、発音や辞書の使い方などが含まれます。
到達目標
英語の文法を総復習することで、簡単な英語の読み書きができるようになると同時に、さらに高度な英語を学習するための基礎知識を修得することが目的です。
- 文法用語を復習することで、さらに言えば自分でわからない部分が意識できるようになる。
- 短い文章を正確に読むことができる。
- 身の回りのテーマについて簡単な英語書いたり、話したりすることができる。
- 英文法書や辞書をうまく使うことができる。
授業計画と内容
基本的な毎回の授業の流れは以下になります。
1. Pre-activity ウォーミングアップと毎回行いたい技能の練習を行います。(e.g. 発音練習、ゲーム、短い記事の読解)
2. Main activity 回によりますが、教科書を読んだあと、関連する英文を読んだり、ビデオを見るで精読・読解の力を養成したり、あるいはスピーキングの練習を行います。必要に応じて教科書を参照します。(e.g. 文法講義、記事の読解、ビデオの読解)
3. Post-activity Main activityの理解を深め、定着させることを練習を行います。(e.g. 暗唱、相互練習、自由会話、グループ内でのプレゼンテーション)
第1回 オリエンテーション, Unit 1 be動詞 インタビューしてみよう
第2回 Unit 2 動詞・時制1 身体を動かしてみよう
第3回 Unit 3 動詞・時制2 身体を動かしてみよう
第4回 Unit 4 助動詞 ルールを説明してみよう
第5回 Unit 5 進行形 今していることを話し合ってみよう
第6回 Unit 6 受動態 試合を解説してみよう
第7回 Unit 7 現在完了形 自分のスポーツ歴を紹介しよう
第8回 Unit 8 不定詞 練習メニューを紹介しよう
第9回 Unit 9 比較1 好きな選手を紹介しよう
第10回 Unit 10 不定詞 好きなチームを紹介しよう
第11回 Unit 11 関係代名詞 最近手に入れたものを紹介しよう
第12回 Unit 12 形容詞と副詞 お気に入りの道具を説明しよう
第13回 Unit 13 分詞と動名詞 この前の試合・練習の感想文を書こう
第14回 学期まとめ
クラスの理解度や進捗状況によって計画は柔軟に変更します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 授業内で学んだ語彙力・文法力・読解力を問う問題を行う。 |
平常点 | 60 | (1) [授業外課題] 授業内で使うためのノートづくり、分担された和訳、教科書の本文を読み上げた音読ファイルなどの提出課題 (2) [授業内課題] 小テスト、授業内のスピーキング、プレゼンテーション、積極的な質問・発言 (3) 教科書のテーマに沿った英語エッセイ |
成績評価の方法・基準(備考)
原則として、欠席3回以下であることを単位取得の条件とします。
欠席については以下の通りとします。
1. 出席できないことを証明する書類がある場合など、教員が欠席するのにやむを得ない理由があると判断した場合には配慮を行う。配慮願は原則提出する必要があるが、ない場合にもスポーツ推薦による学生として合理的な理由がある場合には同様の対応とする。その場合、小テストなど授業内課題については、評定項目から外すか追加課題を課す。
2. 事情があることを授業前に事前に自己申告した場合は、それが相当の理由になる場合には遅刻相当とする。追加課題を課す。
3. 事前連絡がない場合は、欠席1回とする。追加課題は原則行わない。
遅刻・早退については、2回で欠席1回と数えます。
特記事項として、教科書を忘れた場合、授業参加資格に問題ありとして遅刻相当とします。
授業外課題についての採点については、以下の通りとします。
-
締切まで 100%
- 締切後1週間以内 80%
-それ以後 60-0%(1ヶ月以上遅れると0%になります)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:
Mark Thompson・谷岡敏博 (2021)『アスリート、スポーツの世界と英語の基礎固め Attention All Sports Fans !』英宝社
ISBN:978-4-269-42062-5