シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語4・8 Text-Based Interactive Learning (Foundational)/英語(Ⅳ)・(Ⅷ) (Foundational) | 2024 | 秋学期 | 火5 | 法学部 | 堀 美里 | ホリ ミサト | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-004M,JU-EN2-008M
履修条件・関連科目等
この授業では、David Chrystal著、Words in Time and Place: Exploring Language Through the Historical Thesaurus of the Oxford English Dictionaryを読み、主に英語の語彙についてテーマ別に言語の歴史的変遷を学びます。
語源や初出のテクスト、年代を示すOxford English Dictionary(OED)と、そのシソーラスであるHistorical Thesauru of Oxford English Dictionary(HTOED)を使用し、英語がどのように発達してきたのかを学びます。学生は大学図書館のデータベースより上記レファレンスにアクセスし、テクストで説明されている単語を辞書で引くこと、理解することを求められます。データベースにアクセスできるよう準備してください。
言語そのもの、言語の歴史、英語の歴史に関心がある方の履修を歓迎します。予習、授業時には必ず辞書を持参してください。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<テーマ: 英語の歴史を語彙の観点で学ぶ>
この授業では、David Chrystal著、Words in Time and Place: Exploring Language Through the Historical Thesaurus of the Oxford English Dictionaryを読み、主に英語の語彙についてテーマ別に言語の歴史的変遷を学びます。
語源や初出のテクスト、年代を示すOxford English Dictionary(OED)と、そのシソーラスであるHistorical Thesauru of Oxford English Dictionary(HTOED)を使用し、英語がどのように発達してきたのかを学びます。学生は大学図書館のデータベースより上記レファレンスにアクセスし、テクストで説明されている単語を辞書で引くこと、理解することを求められます。データベースにアクセスできるよう準備してください。
言語そのもの、言語の歴史、英語の歴史に関心がある方の履修を歓迎します。予習、授業時には必ず辞書を持参してください。
<毎週の授業の大まかな流れ>
この授業では、洋書1冊を丁寧に読んで内容を理解することを一番の目標とします。学術半分、一般的な教養半分というテクストなので、難しいと思われる場面もありますが、基本的には一般向けの本なので、教員が必要に応じて解説をしながら読んでいきます。
毎週の和訳は、はじめは輪読、次第に担当制にして行います。各自で調べたことや、わからなかったことなどを教室でシェアして、解決しながら読み進めます。
学期末には各自で関心のある語彙を選び、OEDやHTOEDを使って調べたことに関してプレゼンテーションを行います。
<秋学期コース全体の概要>
秋学期も基本的には春学期の授業方法を踏襲しますが、リーディングの進度を速めて、
リーディングをベースにしながら、紹介されているテクストを実際に読んでみるなど、歴史的なものを少し読んでみる、というエクササイズも行う予定です。春学期に引き続き、丁寧にリーディングを行います。
学期末にはプレゼンテーションを行います。
科目目的
この授業は、以下の目標をかかげます。
・洋書に親しみ、1年で1冊の一般向けの教養書(洋書)を読む体力をつける。
・自分で必要に応じてデータベースを駆使し、OED、HTOEDを引くことができる。
・正確に英文の内容を理解することができる。
・わからないことに直面した際に、どのように解決すればよいのか、解決方法の選択肢を学ぶ。
到達目標
このクラスの到達目標を以下のように定めます。
・ネイティブスピーカー向けの一般の教養書を英語で理解することができる。
・洋書や英語のホームページ、ツールなどを頼りながら、関心のある事項を調べることができる。
・英文を正確に理解する。
・英語の語彙の歴史を垣間見ることにより、その単語が本来的に持つ意味や歴史的背景を理解する。
授業計画と内容
第1回: イントロダクション
第2回: Chapter 6: From dizzy to numpty: words for a fool (1)
第3回: Chapter 6: From dizzy to numpty: words for a fool (2)
第4回: Chapter 7: From darling to lamb-chop: terms of endearment (1)
第5回: Chapter 7: From darling to lamb-chop: terms of endearment (2)
第6回: Chapter 8: From lo to knickers, and aplight to sapristi: oaths and exclamations (1)
第7回: Chapter 8: From lo to knickers, and aplight to sapristi: oaths and exclamations (2)
第8回: Chapter 9: From guest house to B & B, and hotel to floatel: words for inns and hotels (1)
第9回: Chapter 9: From guest house to B & B, and hotel to floatel: words for inns and hotels (2)
第10回:Chapter 10: From meretrix to parlor girl: words for a prostitute (1)
第11回: Chapter 10: From meretrix to parlor girl: words for a prostitute (2)
第12回: Presentation 1
第13回: Presentation 2
第14回: まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
受講生は、クラスの授業以外で毎週1-2時間の予習をすることが求められます。ここで言う予習とは、リーディング、OEDとHTOEDを引くこと、プレゼンテーション準備などを指します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 期末試験を学期の最終授業時に合わせて行います。すべて論述、記述式の試験です。 |
平常点 | 20 | 普段の予習(担当制10%)と、その週の課題(解釈についてコメントするなど、その週による10%)の二本柱です。5回の欠席で単位は認定されません。遅刻1回を欠席0.5回とカウントします。 週によっては、課題がないこともあります。課題は、課題の出来ではなく、取り組みをなるべく重視します。 |
その他 | 40 | 学生は学期末に日本語でのプレゼンテーションを行います。テクストを読んだうえで、その手法を参考に自分が関心を持った単語や表現の歴史的変遷、ひとつの時代に類義語や同義の表現でどのようなものがあったのか、そして廃れたものと残ったものでは何が要因なのか、そのようなことを考え、発表します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間内では、前回の授業コメントからの有益なコメントや質問・疑問があれば取り上げ、コメント返しから始めます。
すぐに周知するべき内容があれば、manabaでお知らせします。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
このクラスでは学期末にプレゼンテーションを行います。プレゼンをする側はもちろん、それを聴いている学生にも積極的なコメントを求めます。
プレゼンテーションの内容や、誰を相手に話すかにより、様々な工夫が求められます。プレゼンテーションで話す言語が何であれ、内容、目的、聴衆に合わせて言葉を尽くして説明する練習となります。
聞き手は、批判的にプレゼンテーションの内容を把握して、まずはコメントする力を養います。どのようにコメントをすることが建設的かを学び、学術における「批判的態度」について理解する機会となるでしょう。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
David Chrystal, Words in Time and Place: Exploring Language Through the Historical Thesaurus of the Oxford English Dictionary
本はハードカバー、Kindleで購入することが可能です。
大学図書館のデータベースで検索し、E-Bookとしても無料で読むことができます。
学期開始前に、教員がPDFファイルでGoogle Drive、manaba等にて配布しますので、それを各自プリントアウトすることができます。