シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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商法Ⅰ | 2024 | 後期複数 | 金4,金5 | 経済学部 | 松田 和久 | マツダ カズヒサ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-OL2-021X
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
企業とは計画的・継続的に営利活動を行う経済単位をいい、その中でも資本主義経済において重要な役割を果たしているのが会社企業である。そして会社企業に関して大部分かつ基本的な規制をしているのが、平成 17 年(2005年)に制定された「会社法」であり、具体的には設立・構成単位(株式)・資金調達・運営機関・組織再編などについて規定している。この講義では、会社企業を規制する法分野である会社法について、株式会社を中心に概説する。
科目目的
この科目は、学生が学位授与の方針で示す「基礎知識・技能(特に企業に関する法律についての知識)」を修得することを目的とする。
到達目標
株式会社の設立、構成単位、資金調達、運営機関、組織再編について理解することを講義の目標とする。
授業計画と内容
第1回 会社の意義
第2回 株式会社の設立
第3回 発起人の権限の範囲
第4回 設立関与者の責任
第5回 株式の意義・内容
第6回 種類株式
第7回 株主名簿、株券
第8回 株式の譲渡と制限
第9回 自己株式の取得
第10回 株式の質入れ・併合・分割、単元株
第11回 募集株式の発行
第12回 募集株式の発行の瑕疵
第13回 新株予約権、社債
第14回 会社の計算
第15回 株主総会の権限と招集
第16回 議決権
第17回 株主総会の決議と瑕疵
第18回 取締役、取締役会
第19回 取締役の義務
第20回 取締役の会社に対する責任
第21回 責任追及等の訴え(株主代表訴訟)
第22回 取締役の第三者に対する責任
第23回 監査役、監査役会
第24回 会計参与、会計監査人
第25回 指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社
第26回 合併
第27回 会社分割、株式交換・株式移転、株式交付
第28回 会社の解散・清算
なお授業計画に変更が発生する場合には授業の際に連絡する。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 50 | 設問に対する解答の内容により評価する。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 設問に対する解答の内容により評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト 近藤光男編『現代商法入門(第11版)』 有斐閣 2021年
参考文献 神作裕之ほか編『会社法判例百選(第4版)』 有斐閣 2021年