シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康・スポーツⅡ ソフトボール | 2025 | 秋学期 | 金3 | 商学部 | 加藤 健志 | カトウ ツヨシ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
CM-PP1-73XT
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ソフトボールを大学の体育授業として行うことで、学生は体力向上やスポーツの技術習得、チームワークの重要性を学びます。授業は、基礎練習から実戦形式のゲームまで段階的に進めることによって、楽しみながら技術と戦略を身につけることができます。学生が積極的に参加しやすいような環境を作り、スポーツを通じて健康的なライフスタイルの維持に繋がることを目指しましょう。
科目目的
大学の授業でソフトボールを行うことの目的は、学生の身体的な健康促進にとどまらず、チームワークや戦略的思考、メンタルヘルスの向上、さらには社会性やリーダーシップの育成にも寄与することにあります。スポーツを通じて、学生が楽しみながら学び、健康的なライフスタイルを維持するための基盤を築くことができる点が大きな目的と言えます。
到達目標
大学の授業でソフトボールを行うことの到達目標は、学生がスポーツの基本技術を学び、身体能力や戦術的な思考を養い、同時にチームワークやコミュニケーションスキルを向上させることです。また、健康維持や精神的な成長、社会性の発展を目指し、スポーツを楽しみながら学ぶことができるようにします。最終的には、授業を通じて学生が卒業後も自発的に運動を継続し、健康的でポジティブな生活を送る基盤を作ることが目標となります。
授業計画と内容
1週目: オリエンテーションとルール説明
目的:授業の目的と進行方法を説明し、ソフトボールの基本的なルールや用具について理解する。
内容:
授業の概要説明(目標、進行方法、評価方法)
ソフトボールの基本ルール(投球、打撃、守備、走塁)
用具の説明(グローブ、バット、ボール、ヘルメット)
ウォームアップ(ストレッチ、軽いランニング)
チーム分けと今後の活動についての説明
2週目: 投球技術と守備基礎
目的:投球の基本技術を学び、守備の基本動作(キャッチ、スローイング)を習得する。
内容:
投球フォームの説明と実践(基本的な投げ方)
ピッチングの練習(ストレートの投げ方)
守備の基礎(グラブの使い方、スローイングフォーム)
1対1での守備練習(キャッチ→スローイング)
グループごとの守備練習
3週目: 打撃技術の基礎
目的:正しいバッティングフォームを学び、タイミングよくボールを打つ技術を身につける。
内容:
バットの握り方とスイングフォームの説明
バッティング練習(ティーバッティング、軟式ボールを使っての打撃練習)
打撃時の基本姿勢と動きの確認
フィールド上での打撃練習(投球を受けて実践)
4週目: 走塁技術と守備・打撃の連携
目的:走塁の基本動作を学び、守備と打撃を連携させた練習を行う。
内容:
一塁への走塁練習(スタートダッシュ、ラインを意識した走り方)
二塁、三塁への走塁(盗塁の基本、ベースランニング)
守備(外野手、内野手の位置と動き)
打撃後の走塁と守備の連携練習
チームごとに守備と走塁のシミュレーション
5週目: 守備のポジション練習(内野・外野)
目的:内野手と外野手の守備ポジションごとの動きを理解し、各ポジションの役割を学ぶ。
内容:
内野手のポジショニング(ショート、セカンド、サードの守備位置)
外野手のポジショニング(外野のカバー、フライキャッチ)
内野と外野での連携練習
各ポジションごとの守備練習(ボールの受け渡しや中継)
グループごとに守備練習
6週目: 実践的な守備練習
目的:実際のプレーに近い形で守備練習を行い、試合での守備対応力を高める。
内容:
実践形式の守備練習(内野、外野の守備を組み合わせた練習)
ピッチャーとキャッチャーの連携(ピッチングとキャッチング)
守備時の状況判断(ポジショニング、ボール処理)
チームごとに守備練習(ランナーを置いた状況での練習)
7週目: ミニゲーム(基礎練習の確認)
目的:これまで学んだ基本技術(投球、打撃、守備、走塁)を活かして、ミニゲームを行う。
内容:
3〜4チームに分けてミニゲームを実施(ソフトボールのルールに則って)
各チームの攻撃・守備を交代しながら行う
ゲーム後に簡単な振り返り(良かった点、改善点)
8週目: バッティング練習(実戦的な打撃)
目的:バッティングの実戦的な練習を行い、ボールを打つタイミングや戦術的な打撃を学ぶ。
内容:
実際に投球を受けての打撃練習(フリーバッティング)
ピッチャーの投球を見極める練習(ボールとストライクの判断)
進塁打、犠牲バント、エンドランなどの戦術的な打撃練習
チームでのバッティング戦術(状況に応じた打撃の決定)
9週目: 実践的なゲーム形式練習
目的:実際のゲーム形式で戦術や連携を確認し、試合の進行に慣れる。
内容:
2チームに分かれて実際に試合形式の練習
チームでの守備戦術、攻撃戦術を意識してプレーする
ピッチャーやキャッチャーの役割、内外野の連携を強化
ゲーム後に振り返りとフィードバック
10週目: 実践的な試合の進行と戦術
目的:試合形式で戦術を実践し、ゲームの進行における戦術的な判断を養う。
内容:
実際の試合形式での練習
ストライクゾーンの理解、ピッチャーの球種を見極める
守備や攻撃における戦術的判断を実践
各チームの戦術確認(守備のシフト、バントなど)
11週目: ミニゲーム(戦術練習)
目的:ゲーム内での戦術や連携を意識し、戦術的な理解を深める。
内容:
ミニゲームを行い、守備シフトや打撃戦術を試す
チームごとに戦術を意識してプレー
ゲーム後に振り返りとフィードバック(戦術の確認)
12週目: チーム戦術の構築
目的:チームごとに戦術を構築し、試合の中でどう戦うかを学ぶ。
内容:
チームごとに戦術を構築(守備位置、打撃順、走塁戦術)
各チームで模擬試合を行い、戦術を実践
フィードバックと振り返り
13週目: 最終試合(ゲーム形式)
目的:今まで学んだ技術や戦術を総合的に試す最終試合。
内容:
2チームに分かれて、正式な試合形式でプレー
競技中に戦術や技術を確認し合い、協力して試合を進める
試合後に全体で振り返り(技術、戦術、チームワーク)
14週目: 授業の総括とフィードバック
目的:授業全体の振り返りと、学生一人一人の成果を確認する。
内容:
授業で学んだ技術や戦術の総括
これまでの授業を振り返り、学生個別にフィードバックを提供
最終評価(実技
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 歴史やルール等 知識としての理解度の確認および 学生自身がどれだけ技術を向上させたか、チームでの役割をどれだけ果たしたかを自己評価します。 |
平常点 | 80 | 出席・参加態度:授業への参加姿勢や積極性、継続的な努力を評価します。 実技評価:学生が技術をどれだけ習得したか、試合中でどれだけ積極的に参加しているかを評価します。 チームワークの評価:協力やコミュニケーション能力、試合中のスポーツマンシップを評価。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
中央大学、東海大学、中央学院大学における授業指導
東京都健康相談員
スポーツ健康相談員
大手スポーツクラブアドバイザー(特別コーチ)
専門学校講師
等
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
長年の教育経験を通じて、学生一人ひとりのニーズや個性、学習スタイルに合わせた指導方法が洗練されている。
その経験をもとに、より効果的なフィードバックや指導法を提供でき、学生のモチベーションを引き出しやすい。
特に健康づくりにおいては、学生が自己管理の意識を高めるための指導やサポートが求められるので、その知識と経験を活かします。
テキスト・参考文献等
テキスト・参考文献等 授業で必要な資料はその都度配布、説明します。