シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合講座Ⅲ | 2024 | 前期 | 木1 | 経済学部 | 中村 英仁 | ナカムラ ヒデマサ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM1-033X
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
現代社会においてスポーツは様々な学問領域と関わっている。本講義ではとくに、スポーツビジネスを分析するための視点を、経済学を中心として、商学、法学や社会学の枠組みを頼りに、幅広く学んでいく。扱うテーマをより具体的に示すと、たとえばプロ・スポーツやスポーツ・イベント、スポーツエージェントなどが挙げられる。こうしたテーマについて、どのような問題があり、また解決に向けてどのようにアプローチすればよいのか、といった点について学習していく。具体的なアプローチ方法を模索するためにスポーツの興味深い映像をたくさん用意している。スポーツの問題を社会科学的にどう解決するのか、という体験を、ぜひ授業を通じてしてもらいたい。
科目目的
スポーツを通じて社会科学的思考法の基礎を学ぶ授業である。
到達目標
本講義を受講した後に、現代スポーツを分析する上で必要な社会科学理論について説明できるようになることを目指す。
授業計画と内容
1回目 イントロダクション 現代社会におけるスポーツの役割、スポーツへの期待
2回目 スポーツと商学 スポーツを分析するうえで経営学の理論を学ぶ重要性:環境の組織のマネジメント
3回目 スポーツと商学 マネーボールのケーススタディ
4回目 スポーツと経済学 ミクロ経済理論を基礎とした、スポーツの分析手法:利潤最大化
5回目 スポーツと経済学 ミクロ経済理論を基礎とした、スポーツの分析手法Ⅱ:産業組織論
6回目 スポーツと商学 経営組織論を基礎とした、スポーツの分析手法:矛盾と発展のマネジメント
7回目 スポーツと商学 マーケティング理論を基礎とした、スポーツの分析手法
8回目 復習と中間レポート詳説
9回目 スポーツと法学 法という観点から、スポーツを分析するアプローチ:正義、仲裁、ドーピング
10回目 スポーツと法学 スポーツビジネスと法律問題:国際スポーツ組織のガバナンス
11回目 スポーツと社会学 社会学を学び、スポーツに応用するアプローチを習得する:社会学的想像力
12回目 スポーツと社会学 地域とスポーツの関わりを分析する社会学的な視点:意図せざる結果
13回目 スポーツと社会科学総論 東京オリンピック・パラリンピックを社会科学的に考える
14回目 まとめ(学んだ理論の復習)と演習
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 中間レポートがある。 授業の内容を踏まえたものであり、正否は明解である。 |
平常点 | 50 | 毎授業時に小レポートが課される。 授業の内容を踏まえたものであり、正否は明解である。 |
その他 | 20 | 最終授業時に課される記入・記述式の問題演習への正答。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
日本語
いいえ
英語
No
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。
参考文献は授業中に案内する。