シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語DⅡ/上級外国語演習(ドイツ語)Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 月3 | 商学部 | 新井 裕 | アライ ユタカ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-GE3-30XL
履修条件・関連科目等
2018年度以前入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ドイツ語圏の社会・歴史・文化・経済などに関するテキストの講読と演習が中心となります。
インターネット上にアップロードされた映像、言語などを取り扱いますが、参加者からの希望があればウィーン大学やフランクフルト大学などの学生とコンタクトを取り、タンデムセッションを行う予定です。
地域経済の持続的発展に成功したドイツ地方都市のケーススタディを通し、ドイツの「第4次産業革命」「アレーナ2036」に対する理解も深めていく予定です。
科目目的
テキストを正確に理解すること、文章をしっかり書けることを目標にします。
この科目は、カリキュラム上の「商学部グローバル科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法、異文化とのコミュニケーションが可能となるベーシックな力、さらに研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
到達目標
1,2年次のドイツ語授業を習得した者、及びそれと同等以上の能力があると認定された者を対象に、更に高度なドイツ語運用能力を養成する。
授業計画と内容
ドイツ語圏の社会・歴史・文化・経済などに関するテキストの講読と演習。
主としてDeutsche Welleなどにアップロードされた映像、記事、音声、ニュースを対象とします。配布したテキストを各自が十分に予習して出席することを前提に、毎時間数名を指名して音読、和訳して貰い、その後で間違いや誤解を訂正し、キーワードや文章の骨格の把握の仕方、文法の確認などを含めて説明する。適宜ドイツ語による発話を促し、表現力の向上もはかる。どのようなテーマの記事を選択するかは参加する学生に任されます。自分のテーマを考えておいてください。
第1回 自己紹介 オリエンテーション
第2回 作品決定 ソフトウェアの確認
第3回 音読の試み 参加者にテキストを音読してもらう
第4回 背景の理解 対象が成立した背景の確認 プレゼンテーション
第5回 作者の理解 作成者がなぜそれを作ったのかを確認 プレゼンテーション
第6回 人物の理解 登場するそれぞれの人物について確認 プレゼンテーション
第7回 手法の理解 作り手が駆使する手法等について確認 プレゼンテーション
第8回 項目の理解 単元ごと、章ごと、場面ごとの含意を理解する プレゼンテーション
第9回 文章の読解 それぞれの文章を分析し、その特徴を理解する プレゼンテーション
第10回 語彙の理解 使用された語彙、語法、イメージを理解する プレゼンテーション
第11回 言語領域の特定 使用されている言語の地域的限定 プレゼンテーション
第12回 言語領域の特定 使用されている言語の職域的限定 プレゼンテーション
第13回 言語領域の特定 使用されている言語の世代的限定 プレゼンテーション
第14回 明確になった問題点の総合的特徴の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
Deutsche Welleなどに収録されている映像データ、音声データなどをダウンロードし、自宅で予習/復習をしておくこと。
ポッドキャスト活用法:
ドイツ語圏の公共放送によるPodcastsはかなり充実しています:
公共放送なので視聴は無料です。
簡単なのはZDF Podcast/ ARD Podcastなどで検索し、そこからabonniereするのが良いでしょう。
ARD:ドイツ関連全般
ZDF:時事問題、国際ニュース
BR:歴史や文化のトピックを幅広く放送。BR Klassikは充実してます。
ORF:特に音楽系が充実しています.https://oe1.orf.at
Ö1Betrifft: Geschichteなどが短くコンパクトにまとめられています。
またDeutsche WelleにはPodcastsが満載されています。
雑誌Spiegelがやっている若者専用のページも一聴の価値があります。
Spiegel:
Und was machst du so? Der Job-Podcast
Dolmetscherin Anne, 29: Warum sie im Job ein Adrenalinjunkie sein muss.
その他にも有名人、無名な個人のPodcastが沢山用意されています。
使用方法、ダウンロード、シャドーイングなどについてはいつでも質問してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 形式をみます。 |
平常点 | 30 | 授業態度をみます。 |
その他 | 50 | プレゼンの方法論をみます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート 20%
平常点 30%
プレゼンテーション 50%
授業の最後に課題を出します。提出された回答の完成度等を見て成績を判断します。
評価基準は平常点重視です。具体的には授業の中身を理解することと、授業の最後に出される課題に対し、十分な考察と回答がなされていることが重要です。
ドイツ語についての基礎知識を理解した上で、ドイツ文化をグローバルな観点から説明できるかどうか評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
受講者の能力、希望を勘案して決定し、コピーを配布する。
『ドイツ語で世界を読み解く』
『時事ドイツ語』など
その他特記事項
フェースタイム、ズーム、ワッツ・アップ等使用予定。