シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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グローバル・ステューデント育成講座Ⅱ(ドイツ語圏) | 2024 | 秋学期 | 木5 | 商学部 | 高次 裕 | タカツギ ユタカ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-GE1-42XL
履修条件・関連科目等
ドイツ語を履修している・履修したこと・学習したことがある人を対象とした科目です。
*履修条件*
中央大学商学部1年次第二外国語科目のレギュラークラスで学習したのと同等(100分間授業×28回×週2回)かそれ以上のドイツ語運用能力を有すること。そのほか要相談。
初回授業で説明および履修登録を行います。履修希望者は初回授業に必ず参加してください。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】《ドイツ語圏留学に向けて》
この科目が想定している履修者層はドイツ語圏への留学を考えている学生と,留学は未定だがドイツ語圏の文化・社会についてより深く学びたい学生です。
中央大学には様々な留学制度があります。
【国際センターによる全学の留学制度】
《長期交換留学》ヴュルツブルク大学、オスナブリュック大学、テュービンゲン大学、ベルリン自由大学、ミュンスター大学
《短期(4週間)》テュービンゲン大学
【商学部の留学制度】
《短期・半期ともに》ウィーン大学
そのほかに,商学部の科目による海外研修(1週間程度)もあります。
国際教養演習・GPP(グローバル・プロフェッショナル・プログラム)など
上記のいずれかの制度でドイツ語圏に渡航することを念頭に置き,ドイツ語運用能力を向上させ,ドイツ語圏文化の理解を深めます。
科目目的
この科目は「グローバル科目」のひとつです。ドイツ語運用能力を伸ばし,ドイツ語圏に関する基礎知識を学びながら異文化理解を深めます。さらに,主体的学習能力を育成します。
到達目標
(ドイツ語運用能力について)
・辞書を用いながらゆっくり丁寧に読解することで正確に文献を読むことができる
・伸ばしたい能力に応じたドイツ語学習の具体的練習方法と教材を知り,自己に合わせて学習を習慣化できる。
目安として,ドイツ語技能検定試験3級以上,Goethe-Zertifikat A2程度の領域を目指します。
(ドイツ語圏の文化について)
・ドイツ語圏の文化について知り,理解したことを説明することができる
・自国や他地域の歴史と文化と比較し相違点・共通点を発見,認識し説明することができる
授業計画と内容
春学期
第1回:導入(履修について,授業の進め方について,自己紹介)
第2回:ドイツ現代史をドイツ語で読む 導入
第3回:ドイツ現代史をドイツ語で読む ドイツ近現代史概観
第4回:ドイツ現代史をドイツ語で読む 第二次世界大戦直後
第5回:ドイツ現代史をドイツ語で読む ベルリン分断
第7回:ドイツ現代史をドイツ語で読む ベルリンの壁建設
第8回:ドイツ現代史をドイツ語で読む 壁崩壊へ
第9回:ドイツ現代史をドイツ語で読む ドイツ再統一
第10回:ドイツ現代史をドイツ語で読む ドイツ再統一後
第11回:ドイツ語での個人発表1
第12回:ドイツ語での個人発表2
第13回:ドイツ語での個人発表3
第14回:総括
秋学期
第1回:導入(履修について,授業の進め方について,自己紹介)
≪ドイツ語テクスト読解≫
第2回:ドイツと日本のロマンチック街道 ロマンチック街道とは
第3回:ドイツと日本のロマンチック街道 明治期に日本を訪れたドイツ人
第4回:ドイツと日本のロマンチック街道 明治期にドイツを訪れた日本人
第5回:ルターと宗教改革 宗教改革
第6回:ルターと宗教改革 マルティン・ルター
第7回:ルターと宗教改革 影響
第8回:ドイツにおける教会離れ
第9回:ドイツにおける教会離れ
第10回:ドイツにおける教会離れ
≪個人発表≫
第11回:ドイツ語での個人発表1
第12回:ドイツ語での個人発表2
第13回:ドイツ語での個人発表3
第14回:総括
(状況を見て順番・内容を変更することがあります)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 70 | ・課題の提出率と内容 →これまで学習した知識を駆使して正確に読解できているか ・積極的な参加 →ほかの参加者のコメントや発表に対して積極的に質問・助言・意見等を述べているか? ・主体的な学習 →伸ばしたい能力に応じたドイツ語学習の具体的練習方法と教材を知り,自己に合わせて学習を習慣化できているか? |
その他 | 30 | ・個人発表 内容は正確か?自分の関心・考えをわかりやすく伝えられているか?レジュメ・パワーポイント等はうまく作成できているか? |
成績評価の方法・基準(備考)
以下に該当する参加者には単位を認めない
・学期につき正当な理由無しに2回欠席した場合
・課題が未提出の場合
・未発表の場合
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書
なし。適宜コピーを配布します。
参考書
中島悠爾/平尾浩三/朝倉巧著『必携ドイツ文法総まとめ』白水社,2003年
その他特記事項
本科目を履修すると,商学部短期留学プログラムに申請するための条件から語学要件が免除されます。
*ただし,奨学金の申請には語学要件があります。ドイツ語の外部試験(ドイツ語技能検定試験・Goethe-Zertifikat)を計画的に受験しましょう。
(ソフトウェア利用)
特になし