シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ロシア語DⅡ/上級外国語演習(ロシア語)Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 火3 | 商学部 | 覚張 シルビア | カクバリ シルビア | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-RU3-22XL
履修条件・関連科目等
2018年度以前入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
ロシア語
授業の概要
ロシアは多極化する世界にとって重要な存在であり、私たちにとっては相互理解が不可欠な隣国です。また、豊かな文化を持ち、その中で教育を受けた深い精神性を持つ人たちが住む国でもあります。対立が深まり、国際情勢の中でロシアの立場が袋小路に陥ってしまった現在、平和な世界を再び構築するためには、世界情勢の背後で見えなくなってしまった対立の向こう側にいる人々の心に触れることが不可欠です。ロシア語は、ロシアのみならず旧ソ連地域でも使用されてきました。この言語で書かれた文章を読むことで、ロシア人の世界観に直接触れ、そしてロシア文学を原語で読んできた近隣諸国の人たちとも相互理解が容易になることでしょう。味わい深いロシア文学を発音やイントネーション、文法に注意しながら辞書を用いて訳読することで、ロシア語の更なる面白さ、日本語とは違う新しい発想を体験して下さい。教材としては、読みやすく編集されたテクストを主に用いる予定です。
科目目的
この科目はカリキュラムにおいてグローバル科目と位置づけられていることから、初級文法を習得した学生が実践的なロシア語運用能力を錬磨し、世界で通用するようなコミュニケーション能力を獲得することを目的としています。また文章読解などを通じて、その礎となるロシア語・ロシア文化に対する深い理解を目指します。
到達目標
学生がロシア語・ロシア文化について偏りのない充実した知識を持ち、ロシア語の文章が正確に読めるとともに実践的なコミュニケーション能力(検定3級程度)も有することを目標とする。
授業計画と内容
第1回 会話・表現練習
第2回 ゾーシチェンコの作品1
第3回 ゾーシチェンコの作品2
第4回 ゾーシチェンコの作品3
第5回 ブーニンの作品1
第6回 ブーニンの作品2
第7回 ブーニンの作品3
第8回 チェーホフの作品1
第9回 チェーホフの作品2
第10回 チェーホフの作品3
第11回 プーシキンの作品1
第12回 プーシキンの作品2
第13回 プーシキンの作品3
第14回 到達度確認 (発音、イントネーション、読解力、文法チェック)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 読解したテキストに出てくる基本単語や重要文法を習得・理解できているかどうか、また文章を読む際の発音やイントネーションをチェックします。 |
平常点 | 70 | 毎回の授業でテキストを翻訳してもらいます。発音やイントネーション、単語を調べてきているか、また、翻訳の際に基本文法を理解できているかどうかを基準に判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
成績評価の際は、毎回、課題のテキストについて音読練習をしたり、自ら辞書を引き、意味を考えるといった授業への主体的な取り組みを重視いたします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕資料を配布する。
〔参考資料〕
『博友社ロシア語辞典、改訂新版』 木村彰一編 (博友社)
『研究社露和辞典』 東郷 正延編 (研究社)
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし