シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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キャリアデザイン(中小企業診断士白門会連携プログラム) | 2024 | 後期 | 火3 | 経済学部 | 山﨑 朗 | ヤマサキ アキラ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-CE1-91XX
履修条件・関連科目等
専門的な科目等との平行履修は前提としません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
中小企業診断士白門会の協力によって実施する講座です。
中小企業の経営支援を実践している中小企業診断士によるオムニバス形式の講義で、特にポイントとなるテーマをピックアップして事例を交えた実践的講義を行います。
各講義内でディスカッションによるグループ学習(ワークショップ)を開催し、学生一人ひとりの特性を活かしたキャリア形成、キャリア開発に向けた意欲を喚起します。
科目目的
社会人が取るべき資格ナンバーワン!中小企業診断士は日本唯一の経営コンサルティング国家資格です。中小企業の経営診断業務や経営に関する助言を行う専門家であり、その業務範囲は広く、多岐多様な支援を行っています。また企業勤務の中小企業診断士も、様々な場面で助言を行っています。
本講義では、中小企業診断士という資格とその業務を受講生の皆さんに理解してもらい、それによって経営コンサルティング業務及び企業経営に関連する必要な知識を修得することを目的としています。
また、将来のキャリアデザインの一環として、ガクチカにも役立つ中小企業診断士資格の取得意欲を喚起します。
到達目標
上記の目的達成のために、具体的には以下の目標を設定します。
中小企業診断士制度の概要や、中小企業診断士の活動を理解することができる。
経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の基礎的知識を理解することができる。
最新の中小企業白書の事例を通じて、中小企業の動向および取り組みを理解することができる。
授業計画と内容
第1回と第12回~第14回は専任教員が担当し、その他は外部講師(中小企業診断士白門会)による講義です。なお、外部講師の都合により順番や内容の変更があります。
第1回 中小企業、ベンチャー企業の社会的役割と課題
第2回 中小企業診断士制度と中小企業診断士の活動内容
日本版MBAとも言われる中小企業診断士。
ビジネスパーソンが取得したい資格「ナンバー1」の理由を解説!
第3回 中小企業の経営戦略・マーケティング
就活や人生設計に役立つ戦略・マーケティングと「飲食店、小売店の実践事例」
第4回 中小企業の組織と人事
会社の組織とは?大企業と中小企業における採用や人事施策の違い!
第5回 中小企業の経営分析
数字で読み解く会社経営!デキるビジネスパーソンに必須の経営分析スキルを解説!
第6回 中小企業の運営管理(生産管理・店舗販売管理)
コンサルタント目線で見た生産と販売の知識について、ポイントを絞って解説!
第7回 中小企業のIT活用
IT導入・DX推進のツボと留意点
第8回 中小企業の創業と事業承継
新しい時代の新しい中小企業経営!元気な中小企業が日本経済を変える!
第9回 付加価値の獲得に向けた適正な価格設定
優位性獲得でブルーオーシャンへ!価格競争を回避する秘訣を解説!
第10回 付加価値の獲得に向けた取引関係の構築
脱下請け!適正な価格転嫁を実現する取引関係を解説!
第11回 講義のまとめ:中小企業診断士が活躍するフィールド
学んだ知識が大企業や公務員で活かせ、経営コンサルタントとして独立もできます。
そんな中小企業診断士資格の活かし方を解説!
第12回 製造業における構造的変化とその対応策
第13回 課題発見の方法と戦略論の提示法
第14回 全体のまとめおよび質疑応答
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
普段から中小企業に関するニュース等に、常日頃から意識的にあたること。
中小企業に関するイベントなどに興味があれば、参加すること。
当年度の中小企業白書、小規模事業白書において興味のあるテーマを読むこと。
単位付与の基準(1回の授業に対し4時間の復習)を目安に復習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 80 | リアクションペーパーの内容と提出による出席確認 |
その他 | 20 | 積極的な質問やその内容、ディスカッションにおける積極的な参加を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
グループごとにデスカッションを行い、その内容をプレゼンテーションしていただきます。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業中にmanabaのアンケート機能を使い、即時に学生の反応を把握しながら授業を進めていきます。ただし、12回、13回、14回は教室での自筆によるリアクションペーパーの提出となります。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
"【テキスト】
必要に応じてレジュメを配布します。"
"【参考文献】
中小企業白書
小規模事業白書"
その他特記事項
中小企業診断士を目指していなくても、コンサルティング業務や会社経営に関することに興味のある学生も歓迎します。
独立診断士や企業内診断士として、中小企業の経営支援を実践している中小企業診断士によるオムニバス形式で講義を行います。
"専門的な実務経験を有した講師が授業計画に記載した内容に関する専門的な授業をします。
キャリアデザインとして中小企業診断士取得を目指す方へのアドバイスを行います。"