シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ICT概論 | 2024 | 春学期 | 火3 | 商学部 | 竹田 信夫 | チクダ ノブオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-OI1-81XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
インターネットに代表されるICT(information technology 情報通信技術)の急速な発達と普及は私達の日常を大きく変えています。企業のあり方や社会の仕組みもこうした動きをうけて変化しています。
以前は情報技術は専門のプログラムを作成したり、ワープロや表計算ソフトによってファイルを書類を作成したりする仕事を行うための補助的なスキルでしたが、現在ではビジネスの実行自体が情報技術と一体不可分な状況となり、ビジネスのあらゆる場面で情報の適切な処理が行われるようになっています。
この授業では このような現実をふまえ、現代のビジネスの現場で必要となるICTの実践的内容について、その基礎を身につけることを目標としています。
本授業では特に最近発展が著しい人工知能AI、特にディープラーニング型の人工知能について実習を行います。
本授業の前半部分ではこの授業で人工知能を理解し、作成する際に必要になるPythonというプログラム言語について学修し、後半ではより実践的にディープラーニング型人工知能についてモデルを作成して理解を深めます。
後半は特別に、人工知能ビジネスで世界的に圧倒的な実績をもつNVIDIA社の方から実践的な授業を受けられる授業となっています。
本授業はその内容から、パソコンを用いた実習の授業となります。また時としてグループワークを行うこともあり、場合によってはiPad等の情報機器を利用することもあります。
常に主体的に出席し、積極的に授業に参加して課題をこなしていくことが望まれます。
科目目的
現在の企業、社会で必要とされるICTの原理、応用特に人工知能について理解する。
到達目標
経済産業省の認定資格であるIPA主催のITパスポート資格の合格者あるいはそれに相当する知識、能力の付与を目指します。
授業計画と内容
1.情報を学ぶ前に
2.ハードウェア
3.ソフトウェアとアプリケーション
4.コンピュータが計算する仕組み
5.OS
6.システム開発
7.ネットワーク
8.インターネットと情報セキュリティ
9.データベースとその設計
10.情報基礎 命題論理
11情報基礎 述語論理
12.情報基礎 集合論
11.モデルとその表現 input/outputモデルと状態遷移図
12.モデルとその表現 オートマトン
13.人工知能
14.総合学習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストより課題を出しますから、それに回答してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 授業内容についての理解度をテストの点数で評価します。情報技術や情報科学基礎論についての諸概念について正しい知識理解があるかを客観テストで測ります。 |
レポート | 30 | 授業内容についての理解度をテストの点数で評価します。情報技術や情報科学基礎論についての諸概念について正しい知識理解があるかを課題の内容から判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業ごとの課題で30% 期末テスト70%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
栢木 厚 著 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 技術評論社
ただし、ITパスポート用のここ数年の参考書であれば内容は大差ないので構わない。
高原他著 形式手法モデル理論アプローチ モデル編 ―情報システム開発の基礎
日科技連出版社
ISBN-13: 978-4817195722
その他特記事項
〔使用するソフトウェア〕
発表はMS-PowerPointを使いますが基本的に座学なのでそれをどのソフトアプリで見るか学生の自由です。
必要よりソフトウェアの実演をすることがありますが、それを学生が自習する必要はありません。