シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 月3 | 商学部 | 浅倉 和俊 | アサクラ カズトシ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-11XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
国際会計基準を学ぶ
本演習では、財務会計の知識を習得することに主眼をおきます。まず、3年次では、国際会計基準に関するテキストを読み、国際会計基準と日本基準との重要な相違を理解し、財務会計に関する専門的な知識を修得します。さらに4年次では、3年次に修得した専門的な知識を基礎として、卒業論文を完成します。
財務会計の知識の修得に加えて、みんなの前で意見を発表したり、自らの考えを文章に表すという表現する力を養うことも大切にしたいと思います。また、私も含め、ゼミ員同士で会計の分野に限らず、さまざまな問題を話し合う場になればよいと願っています。
財務会計の知識の有無はあえて問いません。簿記が好きになれなかった者でもかまいません。ただし、これから財務会計を勉強したいと意欲がある者を歓迎します。
○3年次
授業では、最初に3分間スピーチを行い、次に会計に関する新聞記事を読み、最後にテキストを持ち回りで発表し、発表した内容についてゼミ員全員で討論をします。また、ゼミ員が希望すれば、グループに分け、そのグループでテーマを決め、プレゼンテーション大会などに参加することも考えています。これらの活動を通じて、人前で自分の意見を発表する能力を修得してください。
○4年次
4年次では、2・3年次の演習で特に興味を抱いたテーマを選択し、ゼミでの発表を通して発展させ、それを卒業論文としてまとめていくことになります。この卒業論文を書くという作業を通じて、自らの考えを文章で論理的に展開し、表現する力を養っていきます。なお、なお、卒業論文を書くための準備として、『論文の教室』を輪読する予定である。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
本演習では、財務会計の知識の修得に加えて、みんなの前で意見を発表したり、自らの考えを文章に表すという表現する力を養うことも大切にしたいと思います。
到達目標
本演習の到達目的は、第1に、国際会計基準について学び、また、国際会計基準と日本基準との重要な相違を理解し、第2に、卒業論文の作成を通して、財務会計に関する理解を深めることです。
授業計画と内容
(3年次) 国際会計基準を学ぶテキストとして「IFRS会計学基本テキスト」を採用した場合には次の授業計画となる。
第1回 ガイダンス
第2回 国際財務報告基準の学び方(1)
第3回 国際財務報告基準の学び方(2)
第4回 国際財務報告基準の基礎知識:IFRS財団の組織・IFRSの構成と特徴
第5回 国際財務報告基準の基礎知識:原則主義・概念フレームワーク
第6回 国際財務報告基準の基礎知識:公正価値および現在価値の概念
第7回 国際財務報告基準の基礎知識:IFRSに基づく財務諸表
会計方針、会計上の見積りの変更および誤謬
第8回 収益
第9回 棚卸資産
第10回 有形固定資産
第11回 無形固定資産
第12回 減損
第13回 売却目的出保有する日流動資産の輪読(『IFRS会計学基本テキスト』)
第14回 春学期の振り返り
第15回 リース
第16回 引当金、偶発負債および偶発負債、
第17回 従業員給付およびストック・オプション
第18回 金融商品
第19回 法人所得税
第20回 企業結合
第21回 連結・持分法
第22回 外貨換算
第23回 関連当事者についての開示
第24回 セグメント情報
第25回 1株当たり利益
第26回 後発事象
第27回 期中財務報告
第28回 まとめ
(4年次)
第1回 ガイダンス
第2回 『論文の教室』はじめに
第3回 『論文の教室』論文の宿題が出ちゃった(1)
卒業論文のテーマ設定の発表(1)
第4回 『論文の教室』論文の宿題が出ちゃった(2)
卒業論文のテーマ設定の発表の発表(2)
第5回 『論文の教室』論文には「問いと出張と論証」が必要だ(1)
卒業論文のテーマ設定の発表(3)
第6回 『論文の教室』論文には「問いと出張と論証」が必要だ(2)
卒業論文のテーマ設定の発表(4)
第7回 『論文の教室』論文にはダンドリも必要だ(1)
第8回 『論文の教室』論文にはダンドリも必要だ(2)
第9回 『論文の教室』論文は「型にはまった」文章である(1)
第10回 『論文の教室』論文は「型にはまった」文章である(2)
卒業論文の構成の発表(1)
第11回 『論文の教室』論文の種としてのアウトライン(1)
卒業論文の構成の発表(2)
第12回 『論文の教室』論文の種としてのアウトライン(2)
卒業論文の構成の発表(3)
第13回 『論文の教室』論証のテクニック (1)
卒業論文の構成の発表(4)
第14回 論文の教室』論証のテクニック (2)
春学期の振り返り
第15回 『論文の教室』「パラグラフ・ライティング」という考え方 (1)
卒業論文の前半の発表(1)
第16回 『論文の教室』「パラグラフ・ライティング」という考え方 (2)
卒業論文の前半の発表(2)
第17回 『論文の教室』わかりやすい文章を書くために(1)
卒業論文の前半の発表(3)
第18回 『論文の教室』わかりやすい文章を書くために(2)
卒業論文の前半の発表(4)
第19回 『論文の教室』最後の仕上げ(1)
第20回 『論文の教室』最後の仕上げ(2)
第21回 卒業論文の後半の発表(1)
第22回 卒業論文の後半の発表(2)
第23回 卒業論文の後半の発表(3)
第24回 卒業論文の後半の発表(4)
第25回 『論文の教室』まとめ
第26回 卒業論文のプレゼンティーション(1)
第27回 卒業論文のプレゼンティーション (2)
第28回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
輪読のためのレジュメの作成したり、プレゼンテーション大会の準備を行ったり、合宿に参加したりする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業中の報告、質疑応答で評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(授業への参加を含む)で評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
橋本尚・山田善隆『IFRS会計学基本テキスト』中央経済社
戸田山和久『論文の教室』NHKブックス
*テキストについては、最新版を用意してください。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
〔募集方法〕
〇レポート
〇面接試験
〔国外実態調査〕
実施しない
[ソフトウェア利用〕
ソフトウェアの利用なし