シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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グローバル・ステューデント育成講座Ⅰ(スペイン語圏) | 2024 | 春学期 | 火4 | 商学部 | 舟木 律子 | フナキ リツコ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-SP1-41XL
履修条件・関連科目等
2018年度以前入学生対象の事前登録科目です。
初回授業で科目説明および履修登録を行いますので、履修希望者は必ず参加してください。
スペイン語を履修している人または履修したことがある人を対象とした科目です。ただし、科目としての履修経験がなくとも、独学やスペイン語圏で生活したことがある場合にもぜひ履修をお勧めします。
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
スペイン語
授業の概要
スペイン語圏で留学、短期滞在、駐在をするときに、異文化社会の中で孤立してしまうことなく、現地での生活をより充実させるために必須となるコミュニケーション能力を育成します。そのために、次の二つの課題に取り組みます。
メイン課題.スペイン語圏の友人作りにチャレンジします。中央大学への留学生や、言語交流アプリとオンラインツール等を用いてスペイン語圏の同世代の人と友人になり、授業外の時間で、自分たちの住んでいる町や、大学生活、将来の夢や、家族観、仕事観、日本観などについて意見交換をします。授業でその結果についてディスカッションします。
サブ課題.自分にあったスペイン語の学習システム作りにチャレンジします。学習内容が画一的に決まっている授業では、ひとりひとりのニーズに応じた語学力を伸ばすには限界があります。しかし、実際に留学や駐在員として派遣されるとなったときには、自分の状況や能力、好みや必要性に応じた効果的なスペイン語の学習をいかに自分でデザインし取り組めるかが重要になります。本科では、そのための方法も体験的に学んでいきます。
科目目的
本科目は、商学部カリキュラム上のグローバル科目として位置付けられており、コミュニケーション能力を確実に伸ばし異文化理解を深めることで、グローバルに活躍できる力を獲得することを目的としています。
スペイン語圏に関する基礎知識と、スペイン語運用能力・異文化理解を含むコミュニケーション能力を育成します。また、主体的学習能力を育成します。
到達目標
・スペイン語話者を相手に、身の回りの基本的なことをテーマにした短いスペイン語の文章のやり取りと、短いスペイン語の会話ができるようになる。
・スペイン語圏の特定地域(スペイン、メキシコ等)について、その国民性や文化的特徴に関して、実体験に基づいた説明ができるようになる。
・スペイン語運用能力のうち、自分の伸ばしたい技術に応じた練習方法と教材情報を知り、自分の状況に合わせて学習を習慣化できる。
授業計画と内容
1.ガイダンス>日本でスペイン語圏の友達を作るには/何のためにスペイン語を使えるようになりたいのか
2. ファースト・コンタクト/自分が伸ばしたいスキルは何か
3. なんでスペイン語を勉強しているの?/伸ばしたいスキルに応じた教材を選ぶ
4. いまどこに住んでいるの?/ 自分だけの学習プランを立てる1
5. 大学で何を勉強しているの?/自分だけの学習プランを立てる2
6. アルバイト(サークル・部活)でこんなことしてるよ、きみは?/学習プラン試行1
7. 家族はどんな人たち?/学習プラン試行2
8. 短期研修ガイダンスと個人留学プランについて/学習ログをつける
9. 好きな食べ物は?(日本の寿司にアボカドは入ってないよ)/学習ログをつける2
10. どんな音楽が好き?ぼくのおススメの日本のアーティストは.../自分の弱点を知る1
11. 好きなスポーツ(映画、アニメ)は?/自分の弱点を知る2
12. きみの国の良いところと悪いところを教えて。日本はね…/学習プランの修正
13. 将来はどんなことをしたい?わたしはね.../修正学習プランの試行
14. まとめ:友達何人できたかな?ベストフレンドはできたかな?/学習の習慣化戦略
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外で、スペイン語圏の友達と交流する時間と、毎日学習ログを記録していくための時間を確保してください。それぞれの目的にあった効果的な学習スタイルを各自が獲得できるように、全体および個別にコーチングします。そのため、各自の学習計画、学習記録(原則毎日更新)をクラスで共有していきます。
※毎日の学習習慣が非常に重要ですが、モチベーションが下がったり、忙しくなることは誰しも必ずあり得ますので、その対策を考えるためにも、正確に記録してください。計画通りに進まない経験は貴重な学習材料になります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 学習プラン、学習ログなどの課題提出状況、授業への積極的参加態度等を総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・課題に関しては、それぞれの目標に応じて、積極的に取り組めているか、状況に応じた工夫ができているか、コミュニケーションを楽しめているか、等のポイントを基準に評価します。
・授業への参加貢献度に関しては、わからないことを質問する、自分が困った経験や、逆にうまくいった経験を共有するなど、全体の学びに貢献する発言を高く評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業ではタブレットかPCを持参してください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはありません。
manaba等で必要な情報を共有していきます。
その他特記事項
短期留学希望者は、本コースを履修している場合短期留学プログラムの参加条件から、語学要件が免除されます。ですが、その場合であっても奨学金への申請には語学要件(スペイン語検定6級・DELE-A1)が必要となりますので、必ずスペイン語の外部試験を計画的に受験してください。短期留学にかかる費用はおよそ50万円程度となります。
スペイン語検定試験
年間2回(6月・12月)→結果通知1ヶ月後
DELE-A1
年間2回(5月・11月)→結果通知3ヶ月後
上記いずれかの資格を奨学金(15万円給付)の申請時(2024年度夏派遣の場合:2024年4月, 2024年度春派遣の場合:2024年11月)に取得しておく必要があります。
スペイン語検定申し込み期間・試験日程
https://casa-esp.com/?page_id=1387
DELE 申し込み期間・試験日程
https://tokio.cervantes.es/jp/dele_diplomas/prices_diplomas_spanish.htm
◉ソフトウェアの利用 なし