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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:理科教育法1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
理科教育法1 2025 前期 金6 理工学部 栢野 彰秀 カヤノ アキヒデ 3年次配当 2

科目ナンバー

QC-TC3-B214

履修条件・関連科目等

・中学・高校理科の教員免許取得希望者が履修するための科目です。
・「教科に関する専門科目」と「理科教育法2~4」が主な関連科目となります。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 中学校・高等学校理科の目的・目標、内容、方法、評価等の理科教育方法学の基礎(理論)を学ぶ講義中心の科目です。本科目で学んだ理論をこれからの学習(理科教育法2~4、教育実習、教職実践演習)で活用できるように授業が構成されています。
 理科教科書の通読も行います。

科目目的

 本科目は、中学校及び高等学校理科の現代的課題を認識し、それに対して理科教育に関わる理論および教育方法を時宜に適して活用できるための基礎的スキルを習得するとともに、将来中学校・高等学校の教壇に立ったとき、理科の授業を構成し、実践するための基礎的スキルをつけることを授業の目的としています。
 理科の指導法の授業科目(理科教育法1~4)のうち、その出発点となる基礎科目です。理科教育学の基本的な考え方を学び、これからの学習(理科教育法2~4)の方向性をつかむことも授業の目的となっています。

到達目標

・理科の本質,目的について説明できる。
・理科教育の現状と課題について理解し、理科教育への展望を持つことができる。
・理科授業を構成する条件について理解することができる。
・理科領域の特性や複合領域についてとらえ、理科授業の特質を考えることができる。
・理科教科書を通読する。

授業計画と内容

第 1回:ガイダンス(授業の目的、内容、進め方、評価等) 
第 2回:教科教育とは
第 3回:科学の成立と発展
     我が国における教科「理科」の成立と発展
第 4回:理科の目的・目標
第 5回:中学校・高等学校学習指導要領の変遷
第 6回:各学年・各科目の学習内容
第 7回:教育諸科学の研究成果を取り入れた我が国の理科教育
     中学校理科第1学年エネルギー領域の教育内容と方法
第 8回:理科カリキュラムの構成原理
     中学校理科第1学年粒子領域の教育内容と方法
第 9回:グローバル化される我が国の理科カリキュラム
     中学校理科第1学年生命領域の教育内容と方法
第10回:理科教授学習論
     中学校理科第1学年地球領域の教育内容と方法
第11回:理科の評価
     中学校理科第2学年エネルギー領域の教育内容と方法
第12回:理科授業作りの実際
     中学校理科第2学年粒子領域の教育内容と方法
第13回:理科学習指導案の書き方
     中学校理科第2学年生命領域の教育内容と方法
第14回:理科授業の安全
     科学的リテラシーと日本の教科書
     中学校理科第2学年地球領域の教育内容と方法
各回の授業で予定していたことが早く終わった場合、次回の授業内容に入ります。
第1~14回:ICT・情報機器及び教材の活用を含みます。
第7回以降の「中学校理科第○学年△△領域の教育内容と方法」は、該当の箇所をグループで予め教科書を読み、プレゼンテーションソフトを使って発表する活動です。この活動には15分(10分発表5分解説)配当します。
manabaに掲載された授業資料を皆さんのPCにダウンロードしておいて、そのPCを見ながらの受講をお願いします。
定期試験は実施しません。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

予習
・授業資料は予めmanabaに掲載しますので、熟読してきてください。
・第7回以降の授業の「中学校理科第○学年△△領域の教育内容と方法」は、該当の箇所をグループで予め教科書を読み、プレゼンテーションを作る必要があります。

復習
・授業資料を見ながら毎回の授業をふりかえってください。ふりかえりの方法は後ほど指示します。不明な点があれば質問をしてください。

授業終了後の課題提出
・基本的に毎回の授業後に課題を課します。
・第13回の授業終了後、学習指導案作成の課題を課しますので、締め切り日までに提出してください。提出方法は後にお知らせします。


授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 60 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、たの学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。
その他 40 作成した学習指導案(20%)の状況を基準とします。
「中学校理科第○学年△△領域の教育内容と方法」プレゼンテーション(20%)の状況を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

出席率が75%に満たない者、課された全ての課題・学習指導案を提出しない者はE判定とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

「 授業時間内で講評・解説の時間を設ける 」と「授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う」を併用します。

アクティブ・ラーニングの実施内容

グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)


授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

「授業におけるICTの活用方法」とは、教員が授業でICTを活用するのだけだったら一面的になります。こどもがICTを自由自在に活用できるようになる視点が必要です。この観点からの授業を展開します。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

・公立高等学校での教員経験
・教員養成系大学学部での教員養成・教員研修・附属学校の機能強化についての実務経験

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

全ての学習内容に関連があります。教員養成段階の学生の実態、公立学校の子どもの実態に沿った授業内容を提供します。

テキスト・参考文献等

テキスト
 東京書籍:『新編 新しい科学1~3』(2025)(文科省検定済み教科書)
中学校の理科教科書です。2025年度から改訂版の教科書になりましたので、授業開始後に購入の案内をします。
 各回の授業資料
 
 サブテキスト
 文科省:『中学校学習指導要領(平成29年3月告示)解説理科編』,学校図書.
ISBN-10 ‏ : ‎ 4762506133
 文科省:『高等学校学習指導要領(平成30年3月告示)解説 理科編・理数編』,実教出版.
ISBN-10 ‏ : ‎ 4407348739
  文部科学省のHPからダウンロード可能ですので、皆さんのPCにダウンロードしておいてください。教員採用試験を受験予定の人は書店で紙媒体に印刷された冊子を購入することをお勧めします。

 参考文献等
 適宜manabaに掲載するか、授業時に適宜配付します。

その他特記事項


参考URL

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