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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 演習】刑事政策(鮎田 実)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 演習】刑事政策(鮎田 実) 2025 その他 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 通信教育課程 鮎田 実 1~4年次配当 4

科目ナンバー

JD-OL3-301S

履修条件・関連科目等

【通信教育課程の学生対象】
本演習を受講するに当たって、刑事法についての基礎的理解のあるほうが望ましいが、そうした知識が無くとも積極的な学習態度をもつ者を歓迎する。また、受講生とは事前の学習に関してeメールを用いた連絡が必要となるので、PCやスマートフォンを利用できる環境にあることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 本演習では、いろいろとTVや新聞などのメディア等で注目を受けるテーマを取り上げる。具体的には、(1)少年非行、(2)薬物犯罪、(3)精神障害者による犯罪、(4)性犯罪、(5)家庭内暴力(DV・児童虐待・ストーカーなど)の各犯罪である。これらの犯罪の現状や原因等を把握し、それを前提として現行の施策を評価して、場合によっては新たな施策を提案することとする。場合によっては、アメリカ合衆国や国連での対策例も取り上げて、多角的に検討・考察できればと考えている。

科目目的

 多様化し複雑な様相を呈している現代社会においては、そこに出現する犯罪の事象も様々であり、それに対して求められる方策もますます効果的なものが期待されている。本演習では、そうした犯罪事象について、各種のデータを参照することで現状を把握し、各種犯罪に対応すべく制定された法律を検討した上で、対策の是非を考えながら最善とされる刑事政策を模索することとする。

到達目標

 刑罰の目的には、4つのものがあるとされる。それは、「応報」「社会復帰(改善更生)」「抑止(一般予防・特別予防)」「無害化(隔離)」である。この演習では、多様な犯罪事象を捉えて、上述の目的から諸方策を検討した上で、最善の刑事政策を多角的に検討するとももに、それによって、我が国で実施されている刑事政策の方向を理解すると共に、批判的検討も出来る力・応用力を養うものとする。

授業計画と内容

 授業の進め方は、5つの犯罪を報告を担当する希望をもとに振り分けて、グループごとに1人ずつ報告してもらう。報告に当たっては、各人が事前に報告用レジュメを作成する。そして、各報告を受けて、受講生全体で討論することとする。なお、レジュメ作成に当たっては、下記の参照文献に挙げた資料を主に用いることとし、適宜それ以外の資料も探せるように努める。

 6回の授業計画は、以下の予定で進めることとしたい。
 ①本演習を開講するに当たって、授業の進め方等の説明。我が国の刑事司法制度の現状を『犯罪白書』・『六法』を用いて理解する。
 ②少年非行について報告・検討
 ③薬物犯罪についての報告・検討
 ④精神障害者による犯罪についての報告・検討
 ⑤性犯罪についての報告・検討
 ⑥家庭内暴力についての報告・検討

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 まず本演習を開講する前に、各犯罪について論点となり得る事項を受講者に知らせるので、各自で報告したいテーマ・内容を検討しておく。そして、受講生には、第3希望まで報告したい犯罪・内容を提出してもらってこちらで各班を構成する。また、報告について必要なレジュメの作成や資料の探し方も教授する。報告後については、授業において議論された項目について、収集した資料等を元に再検討を行い、必要があれば、更に資料を収集して理解を深めるようにする。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 授業での報告内容と共に、授業での参加態度も合わせて評価することにしたい。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

・本演習に参加するに当たり、幾つかの参照文献には目を通しておいて欲しい。
【参照文献】
*法務省法務総合研究所編『令和6年版・犯罪白書』(2025年)(※法務省のホームページの「白書・統計」の項目から参照できる)
*川出敏裕=金光旭編『刑事政策[第3版]』成文堂(2023年)。
*藤本哲也『よくわかる刑事政策』ミネルヴァ書房(2011年)、など。その他受講生の使いやすいものを利用してよい。
【各省庁ホームページ】
*法務省矯正局(https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei_index.html)
*同省保護局(https://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_index.html)
*警察庁(https://www.npa.go.jp/)
*内閣府男女共同参画局(https://www.gender.go.jp/)
*こども家庭庁(https://www.cfa.go.jp)
※各省庁のホームページには、各種犯罪のデータ・施策の資料が多数掲載されている。

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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