シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入門演習 | 2026 | 後期 | 月4 | 経済学部 | 伊藤 洋司 | イトウ ヨウジ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
プラトン『国家』
プラトン『国家』 を藤沢令夫訳(岩波文庫)で輪読する。書物は上下二冊からなるが、上巻のみを扱い、第二巻~第四巻を中心とする。
演習では概説的な説明は行なわず、翻訳であるとはいえ、テキストの地道な読解に徹する。極めて難解なテキストであるが、安易な要約に頼らずに実際に読むことが、本物の実力を身につけるための最も適切な方法だからだ。
科目目的
プラトンの『国家』を通してプラトンの哲学が具体的にどのようなものであるかを学び、同時にテキスト読解と研究の基本を身につける。
到達目標
上記の目的の達成のために、具体的には以下の目標を設定します。
(1)哲学、特にプラトンの哲学の基本が分かるようになる。
(2)高度な読解能力と論理的思考能力を身につける。
(3)人文科学の研究の基本、特にテキスト読解の基本を身につける。
授業計画と内容
第1回 はじめに(プラトンの哲学と『国家』第一巻の内容の説明)
第2回 第二巻 グラウコンによる正義の問題の根本的な再提起
第3回 第二巻 アデイマントスによる正義の問題の根本的な再提起
第4回 第二巻 国家に関する考察―最も必要なものだけの国家
第5回 第二巻 国家に関する考察―贅沢国家
第6回 第三巻 国の守護者の教育―音楽・文芸―何を語るべきか
第7回 第三巻 国の守護者の教育―音楽・文芸―いかに語るべきか/教育の目的
第8回 第三巻 国の守護者の教育―体育(および医術)のあり方
第9回 第三巻 国の守護者についての諸条件―守護者の選抜
第10回 第三巻 国の守護者についての諸条件―守護者の生活条件
第11回 第四巻 国の守護者についての諸条件―守護者の任務
第12回 第四巻 国家の知恵、勇気、節制そして正義の定義
第13回 第四巻 魂の機能の三区分
第14回 第四巻 個人の知恵、勇気、節制そして正義の定義
*学生の理解の状況に応じて、第二巻と第三巻を中心とする場合がある
*図書館講習を必須とする。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストの指定箇所を各自熟読しておいて下さい。
演習ではあまり触れる余裕がありませんが、上巻の第一巻と、さらに上巻の第五巻及び下巻(第六巻~第十巻)を読めば、学修の効果はさらに上がります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | テキストを十分に理解できたか。 |
| 平常点 | 50 | 演習に積極的に参加していたか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席はmanabaの個別指導(コレクション)で理由を必ず報告してください。報告のない欠席は平常点に影響します。
無断引用のあるレポートを提出した学生は、評価の対象としません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎週、輪読により双方向の演習を行なう。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
プラトン『国家(上)』藤沢令夫訳、岩波文庫、2008年(改版)。
ISBN978-4-00-336017-0 C0110
その他特記事項
非常に難解な書物であるため、履修希望者は必ず事前にテキストをめくって、半年間挫折せずに読み続ける意志を確かめてから履修すること。
演習内容に関する質問を、manabaの個別指導(コレクション)でいつでも受けつけます。