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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:演習Ⅱ(経済政策)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習Ⅱ(経済政策) 2025 後期 月3 経済学研究科博士課程前期課程 瀧澤 弘和 タキザワ ヒロカズ 1年次配当 2

科目ナンバー

EG-OM5-204S

履修条件・関連科目等

特に指定はしませんが,私の専門との関係で,ゲーム理論,実験経済学,契約理論,組織の経済学,メカニズム・デザイン,行動経済学,社会科学の哲学などに関心のある方が望ましいでしょう.

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

参加者の問題意識に沿って,専門論文をピックアップし,それを徹底的に読み,ディスカッションしていきます.さらに,自分で一つモデルを創ってみます.

科目目的

修士論文の執筆に向けて,自ら研究するための基礎的な能力を身につけることが目的である.より具体的には,以下の通りである.
・ 簡単なモデルを自分自身で作成できるようになること
・ 受講生は,証明をわかりやすく書く練習を通して,自分のモデルの結論を他人にコミュニケーションできるようになること

到達目標

経済学研究科の「学位授与の方針」に示された博士前期課程〈研究者コース〉の「修了するにあたって備えるべき資質・能力」は「経済学とその関連する分野の広い基礎的知識を確実に修得し、そのうえで自己の探求する研究分野における研究手法に立脚した研究成果を具現化し、学術的に貢献する論文にまとめ上げることのできる研究遂行能力」である.
これに向けた第一歩として,本科目では以下のことを具体的に修練していく.

1) 受講生は,簡単なモデルを自分自身で作成できるようになる.
2) 受講生は,証明をわかりやすく書く練習を通して,自分のモデルの結論を他人にコミュニケーションできるようになる.

授業計画と内容

第1回:モデルとは何か
モデルが経済学でどのような役割を果たしているのかを検討します

第2回:モデルが役割を果たすときに必要な要素
モデルが意味を持つために満たすべき要素について検討します

第3回:問題意識とモデル作成
自分の問題意識がどのようにモデル化できそうかを検討します

第4回:モデルの試作(1)
必要な要素を取り入れたモデルを試作してみます

第5回:モデルの試作(2)
さらに必要な要素を追加しながら,モデルを洗練します

第6回:モデルの分析(1)
モデルの数値例を作成し,一般にどのようなことが言えそうかを検討します

第7回:モデルの分析(2)
モデルの分析に必要な知識に不足がないかどうかを検討します

第8回:モデルの分析(3)
定理らしきものを定式化し,証明にとりかかります

第9回:モデルの分析(4)
証明を実際に書いてみます

第10回:証明の書き方(1)
具体的な例を用いて,証明をどのように書くとわかりやすいのかを検討します

第11回:証明の書き方(2)
数学の具体例に沿って,証明を書いてみます

第12回:証明の書き方(3)
自分の定理の証明を書き直します

第13回:モデルの全体像
自分がなにを成し遂げたのかを,プレゼン資料にしてみます

第14回:モデルを使って議論をするために必要な能力の総括

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

参加者はほとんどの授業で発表を求められることになるので,授業前に十分な準備をしてくること.リーディングが指定してある回では,必要部分に目を通したうえで出席すること.

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 70 実際に授業の中で作成してもらったレジュメと簡単なモデルについて評価する.
1) とりあげた論文の証明を完全に理解し,それを再現できているか
2) 閉じたモデルが作成できているか
平常点 30 毎回の授業で十分な準備がなされているか

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考文献
戸田山和久(2012) 『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』 NHK出版; 新版 (2012/8/28)
ISBN-10: 4140911948

その他特記事項

参考URL

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