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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:特殊研究4(国際公法)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
特殊研究4(国際公法) 2025 後期 火6 法学研究科博士課程後期課程 西海 真樹 ニシウミ マキ 2年次配当 2

科目ナンバー

JG-OL6-107L

履修条件・関連科目等

本特殊研究は、特殊研究2(国際公法)と連動しているので、特殊研究2(国際公法)も合わせて履修すること。

授業で使用する言語

日本語/英語/フランス語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

各受講者が、特殊研究2(国際公法)を通じて得た問題意識・問題関心にもとづいてテーマを選び、報告し、その後全員で討論する。

科目目的


口頭での意見、疑問、批判の交換を有意義に行う。

到達目標

口頭での意見、疑問、批判の交換を通じて、自らの認識の深化・拡大を図る。

授業計画と内容


 本特殊講義は、特殊研究2(国際公法)と連動している。特殊研究2(国際公法)の各回の授業で講読したことがらのなかから、各自が抱いた問題関心にもとづいて報告を準備し、本演習のなかで報告を行い、その後参加者全員で討論する。したがって、本特殊講義の受講者は、特殊研究2(国際公法)も受講することが求められる。授業の進め方はおおよそ次のとおり。

01 開発の国際法の評価1:古典的開発の国際法のおよび新しい開発の開発の評価→第1回報告・討論
02 開発の国際法の評価2:古典的開発の国際法の評価→第21回報告・討論
03 開発の国際法の評価3:新しい開発の国際法の評価(1)→第3回報告・討論
04 開発の国際法の評価4:新しい開発の国際法の評価(2)→第4回報告・討論
05 開発の国際法の評価5:貧困との戦いの評価→第5回報告・討論
06 開発の国際法の評価6:開発の国際法および国際経済法の一般的評価(1)→第6回報告・討論
07 開発の国際法の評価7:開発の国際法および国際経済法の一般的評価(2)→第7回報告・討論
08 展望と代替1:既存の法秩序の問題性→第8報告・討論
09 展望と代替2:既存の経済秩序の問題性→第9回報告・討論
10 展望と代替3:既存の法・経済秩序の問題の克服→第10回報告・討論
11 展望と代替4:新しい「新国際経済秩序」の実施→第11回報告・討論
12 展望と代替5:国家平等原則の再吟味→第12回報告・討論
13 展望と代替6:形式的平等から衡平へ(1)→第13回報告・討論
14 展望と代替7:形式的平等から衡平へ(2)→第14回報告・討論

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

1.各報告者は、特殊講義2(国際公法)の講読を通じて抱いた問題関心にもとづいて研究報告を行う。そのさい、報告レジュメを作成し、事前に参加者全員に配付しなければならない。他の受講者は、事前配付されたレジュメに目を通した上で、授業に臨むこと。

2.次の心構えで勉強を進めること。
*社会現象は多面的であり、そこには法、政治、経済、社会、歴史、文化といったさまざまな側面がある。法的側面をしっかり把握することは、多面的社会現象を深く理解し、問題の解決を見いだすための必要条件である(十分条件ではないことに注意)。
*実学としての法学:現代社会の政治、経済、文化の大量現象を処理し、多様化した人間の欲求を整序していくために法技術は不可欠。そうした技術としての法学を学修することは、他の法分野と同様、国際法においても重要である。
*虚学としての法学:国際法学にかぎらず、法学は法技術の修得に尽きるものではない。自らの立場を相対化し、事象を多面かつ根本的に認識する態度・方法を修得することも、大学における法学教育の大切な役割である。そこにおいては、法の論理と機能の解明を通じて、自分の依拠する前提・常識を疑い、自己を相対化する視点を獲得することが求められる。
*国際法がかかわる問題には身近な問題も少なくない。これらの問題について、自己の偏見を自覚しつつ、他国・他者の主張の是非を冷静に判断するためには、国際法の理解とそれを通じての「自己の対象化」という知的訓練がぜひとも必要。授業を通じて、また、授業以外の場で、そのような態度を身につけてほしい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 報告内容(50%)
討論への参加状況(50%)

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等


テキストは次のとおり。
Emmanuelle Tourme-Jouannet, Qu’est-ce qu’une société internationale juste? Le droit international entre développement et reconnaissance, Pedone, 2011.

参考文献は次のとおり。
Emmanuelle Tourme-Jouannet, What is a Fair International Society? International Law Between Development and Recognition, Hart Publishing, 2013.
Emmanuelle Tourme-Jouannet, Le droit international public, Que sais-je? no. 3966, pfu, 2013.
Emmanuelle Tourme-Jouannet, A Short Introduction to International Law, Cambridge UP, 2014.

その他特記事項

参考URL

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