シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ベーシック演習Ⅱ | 2026 | 秋学期 | 水1 | 商学部 | 井上 義朗 | イノウエ ヨシオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-02XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:トピックス討議ー雑誌論文に現代(いま)を読むー
商学部では、「企業」という存在について、様々な角度から学んでいきます。そして「企業」に対する理解を通じて、現代(いま)という時代について、深い見識を持つ人材になることを目指します。そのためには、企業の背景にある現実社会の出来事について関心と理解を持ち、皆さんの世代が、あるいは皆さんの次の世代がどんな課題に取り組む必要があるか、そして企業は何をするべきかについてよく考えることが大事になります。何をやったら儲かるかではなく、人とお金と知識を合わせて、この世のどんなニーズにこたえていくか。これからの企業には、こうした姿勢がかならず求められてくると思います。
そこで、このゼミでは、まずベーシック演習Ⅰで、いま世のなかで起きている、ありとあらゆる出来事について、雑誌記事や雑誌論文などの入手しやすい素材から、皆さんに論題を選んでもらい、それを基に討議を通じて理解を深めていきます。題材は、検討に値するものであれば何でもよく、社会問題、政治・経済問題、AIや科学技術問題、環境・エネルギー問題、あるいは文化・芸術をめぐる問題、何でもかまいません。それぞれの関心に応じて選んでもらった論題(トピックス)を、全員で討議していきます。ときには自分の関心外の論題も出てくると思いますが、そういう時こそ、意外な驚きや発見が得られるチャンスになります。また、自分とは正反対の意見や反応があることを知ることも、ゼミならではの体験になるでしょう。学期の後半ではグループワークを行い、1つのテーマをめぐって、グループ単位で研究と発表を行います。1つのテーマを協力しながら掘り下げていくことも、ゼミならではの貴重な経験になると思います。
ベーシック演習Ⅱでは、トピックス討議を続けながら、商学部の主題である「企業」について知識を深めたいと思います。企業とはそもそも何か、株式会社という謎、そして新しい企業の可能性を秘めた社会的企業などについて、読みやすい本も使いながら考えていきます。なぜ企業は近代になってはじめて現れたのか、企業が利益を求めるのは人間の欲深さを示すものなのか、なぜ株式会社という所有者と経営者が別人になってしまうような企業を人々は受け入れたのか。そういった企業を理解するための根本的な問いについて、一つずつ丁寧に考えていこうと思います。
科目目的
この科目は商学部スタンダード科目に位置づけられることから、商学部での学習に有用な、資料調査、プレゼンテーションの仕方、討議・討論の仕方、グループワークの行い方など、基礎的なリテラシーについて修得することを目的とします。専門的な内容を扱うのではなく、基礎的なリテラシーを身につけることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する姿勢と能力を養うことを目的とします。
到達目標
この科目では、以下の点を到達目標とします。
・現代社会の諸課題について、幅広い知識を持ち、その解決の方向性について主体的に考え、他者と意見交換できるようになること。
・現実問題への理解を通じて、日本企業を取り巻く状況について理解を深め、これからの企業に求められるもの、企業ならではの取り組みの方向などについて、自身の意見を持てるようにすること。
・以上の点を総合して、学位授与方針(ディプロマポリシー)が求める人材像において、特に「適応力・判断力・実践力」の涵養、すなわち「ビジネスをはじめとする様々な分野において、多様性を理解・尊重し、柔軟な適応力・総合的な判断力・確かな実践力を身につけ、他者と協働することができる」能力、ならびに「主体的な学習能力・知的好奇心」すなわち「知的好奇心、協調性やリーダーシップ、倫理観や社会的責任の自覚、自己管理能力などを有し、主体的に学びを継続することができる」能力の獲得を目標とします。
授業計画と内容
ベーシック演習Ⅰ
(各時間のテーマは一例として示すものです。具体的なテーマは報告者が決定します)
1. イントロダクション
2. トピックス討議初級(1):いま日本の景気はいいのか、わるいのか?
3. トピックス討議初級(2):選挙に行かないとどうなるのか?
4. トピックス討議初級(3):なぜ経済格差がなくならないのか?
5. トピックス討議初級(4):電気をすべて太陽光発電と風力発電にしたらどうなるか?
6. トピックス討議中級(1):完全なキャッシュレスの時代は来るのだろうか?
7. トピックス討議中級(2):年金を減らして現役世代の負担を減らすのは正しいか?
8. トピックス討議中級(3):「AIに教わるから学校はいらない」という時代は来るか?
9. トピックス討議中級(4):「日本はアート立国になるべきだ」についてどう思うか?
10. グループ討議(1):課題を選択してグループワークを開始する
11. グループ討議(2):論点を整理しながらグループワークを続ける
12. グループ討議(3):プレゼン準備に入る
13. グループ討議(4):プレゼン資料を作成し、リハーサルを行う
14. グループ討議(5):グループ討議の成果を発表する
(ベーシック演習Ⅱ)
(各時間のテーマは一例として示すものです。)
1. イントロダクション
2. トピックス討議上級(1):政治家をくじ引きで選んだらどうなるか?
3. トピックス討議上級(2):ベーシックインカムについてどう考えるか?
4. トピックス討議上級(3):少子高齢化社会に即した年金制度とは?
5. トピックス討議上級(4):アートとビジネスは両立できるか?
6. 企業とは何か(1):企業はどこから来たのか?
7. 企業とは何か(2):所有と経営の分離って何だ?
8. 企業とは何か(3):有限責任であれば配当も有限?
9. 企業とは何か(4):企業の社会的責任とは何か?
10. グループ討議(1):課題を選択してグループワークを開始する
11. グループ討議(2):論点を整理しながらグループワークを続ける
12. グループ討議(3):プレゼン準備に入る
13. グループ討議(4):プレゼン資料を作成し、リハーサルを行う
14. グループ討議(5):グループ討議の成果を発表する
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | ・欠席・遅刻がないこと ・事前の予習を十分に行い、討議に積極的に参加できていること |
| その他 | 50 | ・プレゼンテーションの内容 ・グループワークに積極的に取り組んでること |
成績評価の方法・基準(備考)
・理由なく欠席した場合は、単位認定できません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
ベーシック演習Ⅰについては、特定の教科書は使用しません。報告者の準備したレジュメに基づいて討議します。
ベーシック演習Ⅱについてはテキストを使用する予定ですが、具体的な書名等は、ベーシック演習Ⅰの進捗度合いを見て決定します。テキストには新書・文庫などの入手しやすい本を使用します。