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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:導入演習 B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
導入演習 B 2025 春学期 月1 法学部 小田 格 オダ イタル 1年次のみ 2

科目ナンバー

JU-AD1-001S

履修条件・関連科目等

 履修の前提となるような条件は特にありません。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 本授業では、高等教育機関で学習・研究するに際して身に着けるべきアカデミックなルールやスキルの基本を教授します。具体的には、「調べる」、「考える」、「まとめる」、「伝える」、「話し合う」ための知識や方法をレクチャーし、これらについて質疑応答・意見交換を行ったうえで、それらを実際に練習することを予定しています。そして、こうした学習を通じて、大学で学ぶ意義を理解することも目指します。

科目目的

 本演習では、高等教育機関における学習に必要とされる基本的なマインド及びスキルを修得することを目的とします。

到達目標

 上記の目的の下、次の通り到達すべき目標を設定します
 1.必要な情報を見極め、収集することができる
 2.収集した情報を理解・整理することができる
 3.整理した情報を分析・検討することができる
 4.自身の見解をまとめ、伝達することができる
 5.他者と協働し、意思決定を行うことができる

授業計画と内容

第1回 ガイダンス及び自己紹介
第2回 資料・データの収集(1):図書館の利用
第3回 資料・データの収集(2):インターネット、データベース等の利用
第4回 資料・データの収集(3):フィールドワーク、インタビュー等の実施
第5回 収集した情報の整理
第6回 ノートやメモの取りまとめ
第7回 文献の読解及び要約
第8回 情報の批判的検討
第9回 文章の作成(1):アカデミック・ライティングの基礎
第10回 文章の作成(2):わかりやすく書くための工夫
第11回 文章の作成(3):ワープロソフトの活用
第12回 プレゼンテーションの実施:レジュメ及びスライドの作成
第13回 会議の運営:アイデアの引き出し及び意思決定
第14回 春学期の総括
 なお、諸般の事情により、上記の授業計画に変更が生じた場合には、manaba等を通じてすみやかに通知することとします。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 大学の学習の基本は自学自習です。本演習では、既述したマインド及びスキルの修得を目的とし、いくつかの具体的な技能を身に着けることを目標に掲げていますが、これらはいずれも一度でマスターするのが困難なものと思われます。そのため、各回の授業では、教授した内容を確実に理解し、定着させることを目的とした課題を提示します。こうした課題に対応するには、少なくとも授業の復習に1時間程度、それを踏まえた各種作業に2時間程度が必要となることでしょう。さらに、次回の授業に向けた予習にも1時間程度を要することとなります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 50 授業への参加度
その他 50 課題に関する提出物

成績評価の方法・基準(備考)

Ⅰ.成績評価方法
 ①授業への参加度(50%)、②課題に関する提出物(50%)という2つの要素により成績評価を行います。

Ⅱ.成績評価基準
 ①前提条件:単位の付与には、原則として10回以上の出席を必要とします(遅刻3回につき欠席1回として取扱います)。ただし、やむを得ない事由が認められる場合には、この限りではありません。
 ②授業への参加度(50%):授業中の発言や質疑応答、他の学生との議論・協働などの適切性を総合的に評価します。なお、欠席又は遅刻するとその分当該項目の評価機会が減少することに注意して下さい。
 ③課題に関する提出物(50%):授業内容を踏まえ、課題の趣旨を適切に理解したうえで、適当な内容・分量の成果物が提出されているか評価します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

(公財)大学基準協会事務局における認証評価実務等(2008年4月~2020年3月)
※詳細は「中央大学研究者情報データベース」(https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002827_ja.html)をご覧ください。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

 本演習の目的は上記の通りであり、特定の実務に直結する知識・技能を教授するものではありません。しかし、実務で求められる積極性、主体性、批判的思考力、分析力、オリジナリティなどは、アカデミックなルールやスキルの修得により涵養されるものでもあります。本演習での学びが、今後実務においてどのように活かされるのか、過去の経験を交えながら適宜説明していく予定です。

テキスト・参考文献等

Ⅰ.テキスト
 授業において使用する教材等は、担当教員が作成し、manabaを通じて掲示・配付します。

Ⅱ.参考文献等
 下記の書籍は、いずれも本演習での学習に役立つものと思われます。なお、これら以外にも参考になりそうな文献があった場合には、随時紹介していきます。
 梅棹忠夫(1969)『知的生産の技術』(岩波新書)岩波書店(ISBN-13:978-4004150930)
 川喜田二郎(2017)『発想法(改版)―創造性開発のために』(中公新書)中央公論新社(ISBN-13:978-4121801364)
 山内志朗(2001)『ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社新書)平凡社(ISBN-13:978-4582851038)
 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方教室:3つのステップ』新曜社(ISBN-13:978-4788513457)

その他特記事項

■授業の工夫■
 本演習では、目的・到達目標を達成するために、各回において課題を提示しますので、これに取り組んでもらいます。また、参加学生が議論を通じて相互交流できる機会も十分に設けていきます。

■その他■
 質問や要望、相談、悩みなどがある場合には、遠慮なく担当教員に連絡して下さい。

参考URL

 以下の記事は私が前職の頃に執筆したものですが、これに目を通せば、担当教員がどのような専門・経歴の者であるかを確認することができるでしょう。

「私の仕事と研究――大学評価と言語政策」(Chuo Online「人―かお」2018年12月20日)

https://yab.yomiuri.co.jp/adv/chuo/people/20181220.html

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