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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:専門演習A2/専門演習B2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
専門演習A2/専門演習B2 2025 秋学期 金5 法学部 宮園 久栄 ミヤゾノ ヒサエ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-OL3-016S

履修条件・関連科目等

刑事政策・犯罪学の講義は、3年次から始まる。その意味では全員同じスタートライ
ンに立っているといってよいだろう。刑事法関連の科目を履修していることが望まし
いが、何よりも犯罪のない社会の構築のために何ができるのか、真摯に考え取り組ん
でいきたいという意欲があり、ゼミを通し成長しようという意思のある学生の履修を
歓迎する。
なお、卒業後の進路として、民間はもちろん、法曹、矯正・保護関連、警察官、家裁調
査官、地方公務員等を希望するゼミ生が多い。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

人はなぜ犯罪を行うのだろう?犯罪を無くすためにはどのようにしたらよいのだろ
う?むしろ、犯罪が起きないようにすればよいのではないか?いや、そもそも犯罪を
この社会から無くすことはできるのだろうか・・・
犯罪の原因や予防に関する理論、犯罪者や犯罪被害者、それらを取り巻く社会や制度
について様々な角度から検討していきたいと考えている。
ゼミは学びの場であると共に、一生つきあえる仲間との出会いの場でもあってほしい
と思っている。それゆえ、ゼミはもちろん、サブゼミ、夏合宿(刑務所、少年院、更生
保護施設等への参観)、先輩達との交流、懇親会等にも積極的に参加し、ゼミ生同志
の絆を深めてもらいたい。

科目目的

本演習の目的は、犯罪者・被害者がおかれている状況、現行制度を理解し、犯罪ない社会の構築のためにあるべき制度の構築を模索することにある。

到達目標

データや判例を正しく分析し、メディア等による犯罪報道を批判的に検討し、他者の意見に耳を傾け、それらを基に自己の考えを述べることができるようになること、それに加え、秋学期は現行制度の問題点を洗い出しそれを踏まえ政策提言を行うことができるようになること、が到達目標である。

授業計画と内容

【秋学期】
秋学期は、春学期で行ったことを基に、ゼミならではの学生参加型の具体的な取り組
みを行っていきたい。ここ数年は、模擬裁判を行っている。ただし、この模擬裁判は、
手続を学ぶというのではなく、現行制度に対する問題提起を行うことを目的とする。
模擬裁判実施後、模擬裁判の目的は達成されたかについて、検討を行い、報告書を作
成する。
1.模擬裁判の目的、趣旨等についての説明
2.裁判官、検察官、弁護などの役割決め、取り上げるテーマの決定
3.基礎となる判例の検討
4.基礎となる判例決定
5.裁判官、検察、弁護チームにわかれて話し合い
6.裁判官、検察、弁護チームにわかれて話し合い(方針について議論)
7.裁判官、検察、弁護チームにわかれて話し合い(方針決定)
8.裁判官、検察、弁護チームにわかれて話し合い(方針に基づき資料の作成)
9.裁判官、検察、弁護チームにわかれて話し合い(予行演習に向け準備)
10.予行演習
11.予行演習を受け修正、確認
12.模擬裁判の実施
13.振り返り
14.報告書の作成
なお、4年次には3、4年のゼミでの学びの集大成としてゼミ論の作成を行う。

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 原則、ゼミには積極的に参加すること。
白書等データを正しく分析ができているか
現行制度の理解ができているか
メディア等による犯罪報道や関連論文等を批判的に検討することができているか。
模擬裁判やグループワークを通して、他者の意見に耳を傾け、それらを基に自己の考えを述べることができているか。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト、参考文献等は必要に応じ適宜指示する。

その他特記事項

例年、刑務所、少年院、更生保護施設などの施設参観を目的とした合宿を実施している。

参考URL

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